「昭和の広重」と呼ばれる川瀬巴水の木版画展

2017.11.02

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芝増上寺 大正14年(1925)

11月23(木)~11月29日(水)まで、GINZA SIXのアートギャラリー Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)にて、「~新版画の美~ 没後60年 川瀬巴水 木版画展」が開催されます。

川瀬巴水(かわせ はすい、明治16年-昭和32年)は、衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく、新しい浮世絵版画である「新版画」を確立した人物です。

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矢口 昭和3年(1928)

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遠州新居町 昭和6年(1932)

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修善寺の雨 昭和8年(1934)

糸組物職商人の長男として生まれましたが日本画家・鏑木清方(かぶらき きよかた)の門人となり、この時に「巴水」の号を授かりました。同門・伊東深水(いとう しんすい)の<近江八景>を見て木版画に興味を持つと、大正7年に渡邊版画店から塩原三部作を発表。その後も日本各地の旅行先で写生した絵を原画とし数多くの版画作品を刊行し、近代風景版画の第一人者となりました。
日本的な美しい風景を叙情豊かに表現した巴水は「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれており、海外では葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気があります。
今展では、版元である渡邊木版美術画舗協力により、貴重な初期摺作品をはじめ、巴水の魅力溢れる作品の数々が展覧されます。

巴水が描く、古き良き時代の日本の美しい風景画をこの機会にぜひ。

 

「~新版画の美~ 没後60年 川瀬巴水 木版画展」
会期:11月23(木)~11月29日(水) ※最終日は午後6時閉場 
会場:GINZA SIX 5階 Artglorieux
http://artglorieux.jp/