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今注目のラン旅!一人旅好きにおすすめ

2015.12.28

《公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会・上村哲也さんのラン旅ブログ》vol.1

「ラン旅」をするのに最も適した国、ニッポンを走り倒す

「ラン旅」とは「旅ラン」とも呼ばれるが、旅先で走ったり、走る目的で小旅行をしたりと色々な楽しみ方や定義がある。僕は「走ること自体を旅として楽しむ」ことを「ラン旅」として定義づけている。

具体的に僕がこれまでに行ってきた「ラン旅」を挙げると——

 

・箱根駅伝復路109.6キロを一人で走る「ひとり箱根駅伝」

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・JR山手線線路に沿って1周約50キロを走る「ヤマソン」。

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・富士山を海(駿河湾)から登る「シートゥーサミット」は約50キロで高低差は3776m。

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・ラーメン二郎をスタートとゴールで食べて走る「ジロソン」

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一説には一杯1500キロカロリー以上あるとも言われるラーメン二郎。その二郎をスタートで食べ、30キロ走ってまたゴールでもう一杯食べるのが「ジロソン」。内臓と精神力の強化に繋がる。

そして最も忘れられない「ラン旅」となったのがこちら。

 

・東海道五十七次(東京日本橋〜大阪高麗橋 約550キロ)を合計18日間で走り繋いだ「旧東海道ラン」

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ここまで「ラン旅」楽しめているのも、日本が「ラン旅」をするのに最も適した国だからだ。というのも、他国と比べてコンビニエンスストアや自動販売機、銭湯やシャワー施設のあるインターネットカフェがいたるところにあり、さらには交通網(電車、バス)と通信網(携帯電話)も申し分なく、準備は最小限で、最大限走り倒すことができる。加えて公衆トイレやトイレを貸してくれるお店の存在、ドラッグストアやコンビニエンスストア等で販売している多種多様なボディタオルの存在もラン旅のハードルを下げてくれる。

走る理由を見つけるのは相当に難しい。特に僕は自分をSpoiled Runner(スポイル・ランナー=甘やかされたランナー)だと自認している。学生時代こそ野球をやっていたが元々走ることが好きでも得意でもなく、今でも公園の周回コースやトレッドミルを走るのが苦手。とにかく新しい「ラン旅」のコースを考えモチベーションを上げ、新しいバッグやウェア等のランニングギアに頼り、上記のインフラをフル活用して走っている。走っている最中に美味しそうなラーメン屋があれば途中でも入り、そしてまた走る。「ラン旅」後のお酒も格別だ。むしろ行きたい飲み屋をゴールにして走ることもある。

今でも所謂トレーニングは一切しない。走るときは毎回が本番で、通勤ランや目的地までのあくまで移動手段、ツールとしてのランニングである。辛くなるし達成できないと落ち込むのでタイムにもこだわらない。とにかく走ること自体を目的にせず道具・手段のままにしておくことを心がけている。そして毎日歯を磨くように、走らないと気持ち悪いと暗示をかける(脳はしっかりと騙されてくれる)。

そんな甘やかされた、気分が乗っときだけ走るだけの気分的なラン生活でも、その結果として仕事での集中度が増し、好体調をキープでき、日常生活で嫌だと思うことの敷居が下がり、といった影響を感じている。このブログでは走りたくなる「ラン旅」のコースや、ずぼらな自分がモチベーションを上げる取り組み、また走りたくなるギアの紹介等を書いていきたい。身体を動かすということへの心理的ハードルを低くしてもらい、スポーツに親しんで頂ける一助になれば、スポーツビジネスを仕事としている人間として、これに勝る喜びはない。

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《プロフィール》

上村哲也 うえむら・てつや

公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会マーケティング・コミュニケーション担当

ドイツ生まれ、オーストラリア育ち。マーケティングプロデューサーとして日本テレビ宣伝部、ニュージーランド航空、小田急電鉄等に勤務した後、現職。
箱根駅伝復路109.9キロを一人で走り繋ぐ「ひとり箱根駅伝」、JR山手線一周ランニング「ヤマソン」、海からの富士山頂登山「シートゥーサミット」、旧東海道を東京・日本橋から京都・三条大橋まで492キロを走る「街道ラン」等の「ラン旅」を主宰している。フルマラソンには出場せず気の向くままに“スポイル・ランナー”としてラーメン屋や居酒屋、所用先、仕事先を目的地にして走り続けている。2014年日本山岳耐久レース(通称ハセツネ)を20時間57分36秒で完走。

 

Tetsuya Uemura 

Rugby World Cup 2019 Organising Committee

Marketing Producer in Sports and Entertainment field. Prior to joining Rugby World Cup 2019 Organising Committee, held sports PR producer with Nippon Television, Air New Zealand and railway industry. Spending most of spare time for self-planned running trip. 492km run from Tokyo and Kyoto along Ancient-Tokaido was one of the best trip ever experienced. The toughest one so far was Sea to Summit to climb up Mt. Fuji from sea level reaching to the summit within 24 hours.

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上村哲也さんのラン旅ブログ vol.2「ひとり箱根駅伝Ver.復路」

上村哲也さんのラン旅ブログ vol.3「開運の“七福神ラン”で正月太りも解消!」

上村哲也さんのラン旅ブログ vol.4「約550キロに連なる東海道を走りぬく」

上村哲也さんのラン旅ブログ vol.5「ラン旅 in 旧東海道五十七次 550キロを走りぬく②品川」

上村哲也さんのラン旅ブログ vol.6「超特盛ラーメン二郎を食べて走るという試練」

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上村哲也さんのラン旅ブログ vol.10京成立石もつ焼きラン」

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