「ねじりほんにょ」の「いくよちゃん」

2015.10.28

≪公式キュレーター柏木智帆さんの最新情報です≫

 

11月から「お米キュレーター」として、米を中心とした日本の食文化に関する記事を発信していく柏木智帆です。

 

新米の季節を迎えた10月、宮城県栗原市の田んぼに行ってきました。

 

この地域では、お米の収穫時期になると、田んぼに巨大なミノムシのようなものが立ち並ぶ光景に出会います。地面に挿した木の棒に、刈り取った稲の束を少しずつすらして掛けていく、天日干しの手法です。

この棒掛けの稲は「ほんにょ」と呼ばれ、中でも稲の掛け方が螺旋になっているものは「ねじりほんにょ」と呼ばれています。

 

一定方向に螺旋を描いた稲の棒掛けがずらりと並ぶ様子は、まるで田んぼの芸術。ユニークな秋の風物詩です。

 

柏木ブログ写真1

 

コンバインでの収穫と機械乾燥が主流となったいま、こうした伝統の天日干しは希少な風景となりましたが、この秋、市内に住む有機農家の斎藤政憲さんは、新品種「東北194号」のデビューに花を添えようと、ねじりほんにょに挑戦しました。

 

東北の銘品種であるササニシキとひとめぼれを掛け合わせた「東北194号」は、ササニシキのようなあっさりとした食感を持つ期待の品種。愛着を込めて194にちなみ「いくよちゃん」と呼んでいます。

 

粘りがくどくなく、おかずの味を引き立たせる「いくよちゃん」は、ササニシキファンにはたまらない逸品。数量に限りがありますので、お早めにご注文を。

 

和むすび

http://www.wa-musubi.jp/8.html

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