お米のサードウェーブ「表参道ごはんフェス」

2015.11.11

rd850_12190984_915204271896481_876206522164348274_n
▲表参道とごはん。この組み合わせが目を引くユニークなフェス。


毎日の食卓の主役ともいえるお米。普段は当たり前に食べていて気にも留めないけれど、食べられないと無性に恋しくなる。そんな、良くも悪くも空気のような存在となっているお米を、改めて見つめ味わい体験する「表参道ごはんフェス」が11月14日、流行の発信地・表参道で開かれます。

テーマは「お米のサードウェーブ」。全国各地の新米が並ぶマルシェのほか、オーダーメイドの「おむすびバー」、お米のキープレーヤーによるトークショー「コメトーク!」、ワークショップなど、さまざまなプログラムを開催します。

「お米に対するみんなの感度を上げたい」。そんな思いでフェスを始めたのは、人と食をデザインするクリエイティブチーム「honshoku」。

初開催は昨年春の田植え時期。2回目は同じ年の稲刈り時期。田植え、稲刈りの時期に合わせて開くフェスは、今回で4回目を迎えます。

rd850_11156305_819476241469285_1422189518630143826_n
▲田植えと稲刈りの時期に合わせて年2回の開催。今後は、表参道だけにとどまらず、全国キャラバンを予定。


「全国のお米のキープレーヤーたちが表参道で自分たちの活動をたくさんの人の前で話したり、商品を買ってもらったり、キープレーヤー同士で情報交換をしてコラボレーション商品が生まれたり、そういう旗印となるような場となってほしい」

そう話すのはhonshoku代表の平井巧さん。同時に、「お米のファッションショーをやりたい」とも。

その心は?

「ファッションショーでは、一つ先、二つ先の時代の服をモデルさんが着て発表します。もしかしたら、今の時代の人たちには受け入れられないファッションかもしれません。しかし、そのブランドのメッセージ性は発信できます。お米でも同じようなことができたらと思っています」

一つ先、二つ先を行くお米の楽しみ方を追求、発信しているhonsyoku。お米が空気のような存在になっている現状を「つまらない」と言い、お米を面白がるさまざまな仕掛けを散りばめている。

「『今夜は豚の生姜焼きを食べよう』という人はいても、『今夜はコシヒカリを食べよう』という人はあまりいません。お米の楽しみ方は無限にあり、知識がなくても楽しめます。お米離れは、消費者だけでなく生産・流通・販売・提供側にも一因はあります。ごはんフェスに来てくれた人だけでなく出展者自身にもお米に対する感度を上げてもらいたいと思っています」

北海道米の食べ比べイベントや、3品種の新米を食べて「日本穀物検定協会」が行う食味官能検査の体験会などは要予約。

マルシェでは、かつて徳川将軍献上米で平成26年度の皇室献上米に選ばれた千葉県多古町の「多古米」や、天日干しのお米を炭火焼きで仕上げた長野県長野市信級地区の「信級玄米珈琲」、お米Tシャツなどを販売。

「おむすびバー」では、寿司屋のようにネタを並べてオーダーメイドで炊きたてごはんを一つ一つむすんで提供します(なくなり次第終了)。

また、北海道米人気の仕掛人、南章也ホクレン農業協同組合連合会・米穀事業本部主食課長をはじめ、おにぎり屋を始めたデザイン会社代表など、お米業界に新風を吹き込むキープレーヤーによる「コメトーク!」も開催します。

rd850_12208604_915204188563156_5085931109711169389_n
▲「山角や」によるオーダーメイドおむすび

【日時】
2015年11月14日(土) 11:00〜19:00

【会場】
「VACANT」(東京都渋谷区神宮前3-20-13)
「IKI-BA(粋場)」(東京都渋谷区神宮前3-21-17)

表参道ごはんフェスのホームページ
http://gohanfes.com/

表参道ごはんフェスのFacebookページ
https://www.facebook.com/gohanfes/?pnref=story

事前予約プログラムの申込み
http://gohanfes4.peatix.com/

 

 

取材・文 柏木智帆

 

 《プロフィール》

柏木智帆

フリーランスライター。元神奈川新聞記者。お米とお米文化の普及拡大を目指して取材活動をする中、生産の現場に立つために8年勤めた新聞社を退職。2年にわたって千葉県で無農薬米をつくりながらおむすびのケータリング屋を運営。2014年秋からは消費や販売に重点を置くため都内に拠点を移して「お米を中心とした日本の食文化の再興」と「お米の消費アップ」をライフワークに活動。神奈川新聞契約ライター。「日常茶飯」をテーマにお米とお茶のお取り寄せサイト「和むすび」(http://www.wa-musubi.jp)を運営

Area