黒板の進化形。ハイブリッド黒板「Kocri」

2016.01.17

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「みらいのこくばんプロジェクト」とは?

電子黒板は、黒板自体がコンピューターとつながり、書かれた文書をスキャンし印刷することができます。最近ではボード上に行ったことをコンピューターに入力してしまう「インタラクティブ・ホワイトボード」が出現し、黒板の世界もコンピューターの画面と変わらない機能を持ち始めています。

しかし、その導入への経済的負担は予想以上に大きく、一朝一夕に代わることができないのが現実です。そうした中で、従来の黒板を板書の道具として活用しつつ、新しい未来の黒板とはどんなものか、それを提案するプロジェクト「みらいのこくばんプロジェクト」が立ち上がり、いろいろなアイデアが提案されました。

 

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アプリで立ち上げるハイブリッド黒板「Kocri」

そんな中から、従来の黒板を作り続ける「サカワ」とコンテンツ事業を展開する「カヤック」が手を組んで作り上げたのがハイブリッド黒板「Kocri」です。

Kocriはスマートフォンで操作をするアプリです。プロジェクターで映像を黒板に投影し、それをアプリで操作しようというものです。黒板に板書することと映像を融合させてしまったところにこのアプリの面白さがあります。

これまで模造紙に手書きで書いていた教材は、事前にパソコンで準備した映像を投影すれば良いのです。投影した映像に上書きするように板書をすることができます。昨日の教材を瞬時に呼び出すこともできます。動画を流すこともできます。今撮った写真を映すことも可能です。

 

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Kocriが描く、未来の可能性

既存の黒板をそのまま活用し、板書と映像を組み合わせた授業が可能となったことで、新しい授業の形が見えてきます。事前に教材を準備しておけば授業中における板書の時間が短縮できます。その分生徒たちとのコミュニケーションや新しい映像や動画を使って、さらに深く知りたいという欲求にも瞬時に応えることができます。

疑問をその場で解決することも可能です。そして、何よりも経済的な負担が少ないということです。自動車がガソリンからハイブリッド、さらには電気自動車や燃料電池車へと進化するように、黒板もアナログだけでなくデジタルと融合したハイブリッドへと進化しました。これからもどんどん進化していくでしょう。100年以上変わらない黒板の歴史に新しいデジタルという光が射しています。

 

■お問合せ
株式会社サカワ
ハイブリッド黒板アプリ「Kocri」
価格:1ヶ月ライセンス600円/30日、1年分ライセンス6000円/365日(税込)
電話:0120-144-556
http://kocri.com/
写真:©SAKAWA Inc

 

 

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