お米をよりいっそう美味しくする「サワラおひつ」

2016.01.30

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おひつに入れてご飯を食べる昔ながらの日本文化

日本人は古来より、ご飯を食べてきました。毎日の食卓で、生活の一部として使われていた昔ながらの道具があります。それがこの昔ながらの「サワラおひつ」です。徳島県で作られている「サワラおひつ」は、昔ながらの手法で職人が一つ一つ丁寧に作り上げています。

炊き上がったご飯をおひつに移してから、飯碗につける。それが正統的な日本の食卓でした。機能的にも優れており、材となるサワラが炊きたてのお米の余分な水分を吸い、冷めてくると水分を補います。もちろん、翌朝の冷めたご飯の味も別格。

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厳しい環境で育った”木曽サワラ”を使用

このおひつの材に使われているのは“木曽サワラ”。適度な油分が含まれているため水切れがよく、昔から船などの材にも使われてきました。台所道具や食卓の小道具は水洗いに耐え、長く気持ちよく使えるものでなくてはなりません。そこで木曽サワラの出番。軽く、耐水性もあり、殺菌作用によりご飯を傷めず保存できます。

木の香りも強すぎないのでおひつを作るのに適しているのだそうです。さらに、他の木材に比べ木目が綿密で収縮が少ないので、タガが外れにくく、永く使えるというのも特長です。

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いつでも美味しいご飯を

「サワラおひつ」は結婚祝いや出産祝いのギフトとして購入されることも。家族や友人とテーブルを囲み美味しそうなご馳走を並べ、おひつからご飯をよそう光景を思い浮かべると納得です。現代では炊飯器の保湿機能もあるのでとても便利ですが、長時間保温するとご飯が固くなり美味しさを失います。

便利なのもいいですが昔ながらの丈夫で機能的な道具を使い、日本伝統の物作りに触れてみてはいかがでしょうか。いつものご飯がいっそう美味しく感じることを約束します。

 

サワラおひつ5合 1万5000円(税抜き)
約φ24 × H15.5cm 800g
サワラおひつ3.5合 1万3000円(税抜き)
約φ21 × H13.5cm 580g
http://matsunoya.jp/aramono/ohitsu_yuoke

 

■お問い合わせ
暮らしの道具 谷中 松野屋
東京都荒川区西日暮里3-14-14
電話:03-3823-7441
http://www.yanakamatsunoya.jp

 

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