風や光を心地よく通す、軽やかな「りくう」の和紙作品

2016.04.13

 

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製作手法も、原料も、デザインも、すべてがオリジナル

ユネスコの無形文化遺産に選ばれた和紙。日本が誇る伝統工芸に新しい感性を加え、現代の生活に溶け込む和紙製品を生み出しているのが、佐藤友佳理さんの「りくう」です。

佐藤さんが生まれ育ったのは、手漉きの「五十崎和紙」の産地として350年以上も歴史がある愛媛県喜多郡内子町五十崎。現在は同県西予市に工房を移し、美しい自然に囲まれた古民家で、近くに湧く名水を使い、1枚1枚丁寧に和紙を漉いています。

軽やかで涼しげでレースのような透け感が美しい作品は、製作の手法も、原料も、デザインも、すべてオリジナル。ロンドンでモデルとして活躍し、外からの視点で日本の良さに気づいたという佐藤さんだからこそ、伝統の世界に新しい息吹を吹き込むことができたのでしょう。

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