カルチャー

絞り染めの名店が生み出したアートな「唄絞りミニランプ」

2016.04.17

 

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「唄絞り」ならではのテイストがインテリアに個性を添える

ツンツンとしたフォルムがなんとも可愛らしいこちらのランプ。まるでモダンアートのオブジェのようなルックスですが、じつは京都の伝統的な染色技法「唄絞り(ばいしぼり)」でつくられたものです。内側は和紙を使った提灯になっていて、明かりを灯すと柔らかな光の陰影が部屋中を満たしてくれます。

制作したのは京絞り染めの名店、片山文三郎商店。万葉時代から続く京絞り染めの伝統を守りつつ、新しい技術やアイデアをプロダクトに落とし込み、様々なアイテムを打ち出すエポックメイキングな存在です。面白いのは染色技術であったはずの「唄絞り」を、布を立体的に形づくるテクニックとして使っているところ。

「唄絞り(ばいしぼり)」とは、伝統的な絞り染めを現代風にアレンジした技法で、生地を丁寧に糸でくくり、染め上げることにより絞った形が“ばい貝”に似ていることから“唄絞り”または“貝絞り”と呼ばれています。

伝統の技術を次のステップに進化させたオリジナリティの高さもまた「唄絞りミニランプ」の魅力なのです。

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