カルチャー

特選“木製品”:技術が主役としてデザインされた「組む箱」、「彫る箱」

2016.05.31

 

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組む、彫る、接ぐ、削る。技術を突き詰めて完成した機能美

「組む箱」は木材を“組む”技術を利用した箱。どの樹種やサイズを選んでもパズルのように組み重ねられるのが特徴です。また気温や湿度の影響を受けて変化する木の特性をフォローする数々の工夫が施されています。角の千切り(ちぎり)はしっかりと形を保つため。重ねると規則的なラインになり、デザインのアクセントになっているのもおもしろいところ。蓋の裏のガイドは反り止め、底板は大きさが変化しても箱が壊れないように、見えない部分に余裕を持たせています。

一方「彫る箱」は木材を“彫る”技術を利用した箱。1枚の無垢材を彫りだしているため、継ぎ目はないのが特徴です。ガラス塗装が施されているので食品を直接のせても水分が染み込みません。内部は角がなく丸みを帯びているため、隅に汚れやホコリなどが溜まらないようになっています。対して外側の角にはスリットが入っていて、すっきり見えるデザインです。

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