カルチャー

特選“和紙”:日本の和紙とフィンランドのデザインが融合「森 MORI」

2016.06.05

 

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2次元ではなく、3次元に紙を漉く立体漉き和紙の技

ゆるやかな曲線を描くペンダントライト「森 MORI」は、日本の伝統工芸である和紙と、フィンランドのデザイナーとの出会いから生まれました。和紙の質感が映えるやさしい色みや、素朴でシンプルなデザインが印象的ですが、この形は平面の和紙を貼り合わせて作られているものではありません。和紙自体を立体に漉いていくという、他ではまねのできない技法によって制作されているのです。

灯りをともすと、手元をほどよく照らし出しながら、和紙を通したやわらかな光が空間にやさしく広がります。これだけ形のなめらかなデザインが自在に作れ、骨組みなしに強度が出るのも、立体漉きならではの利点です。

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