銀座の一等地にある伊東屋の「野菜工場」

2016.07.02

rd500_-6

文房具専門店「伊東屋」の新しい取り組み

銀座の街で創業112年という、歴史ある文房具専門店「伊東屋」の名前を知らない人はいないでしょう。その銀座本店がフルリニューアルしたことも承知の上で、ここに「野菜工場」があることをご存知でしょうか。

新本店も以前と変わらない場所、銀座2丁目にあり「過ごせる店舗」に生まれ変わりました。それは文房具を求めに来店された人々に、憩いの場を提供したいという、伊東屋 社員の想いから生まれたのです。

新本店では、ゆっくりと過ごせるカフェの運営やノマドスペースの提供、中央通りを眺望できるビジネス空間の貸し出しなど、新しい取り組みを行っていました。

その中でも何より斬新な取り組みは、「野菜工場」ではないでしょうか。

rd850_-
銀座の一等地にある野菜工場

野菜工場は新本店の11Fにあります。そこでは、およそ50年に渡って銀座を見守った、旧本店の窓枠を再利用していました。ここを訪れた人なら誰でも、銀座の一等地にいることを忘れてしまいそうになるでしょう。それほどスペーシーです。

ステンレスでできている窓枠は、長期にわたって機能を失うことなく使用できるというメリットがあるといいます。この窓枠を通して、来店者は誰でも野菜の成長を見学することができます。

栽培されている野菜はルッコラ、ケール、小松菜、フリルレタス、ミントの5種類。

野菜たちはすべて、伊東屋の社員によって管理がなされ、水耕栽培で40日かけて自ら収穫までを行っていました。外部の手を入れないように、図らっているのです。

次ページ《銀座産の野菜を食せる「CAFE Stylo」》