江戸時代から続く甲州印伝「印傳屋 上原勇七」のモダンなアイテム

2016.07.06

rd850_-01

江戸時代から代々続く伝統の甲州印伝

なめした皮に漆などを用いて模様を描く伝統工芸品「印伝(いんでん)」。17世紀にインド産の装飾革が輸入され、それが「印度(インド)伝来」であることから、略して「印伝」と名付けられたといわれています。江戸時代には現在の山梨県で、鹿の革に漆で装飾を施す甲州印伝の技術が生まれました。この技術は上原勇七氏が創案したもので、その独特のデザインから当時は上流階級に重宝されたそうです。

甲州印伝の技術は、代々上原勇七の名を受け継ぐ家長だけに口伝されてきました。その技法は、現在は印伝技法の普及のために広く公開され、またその甲州印伝を使ったさまざまな商品が展開されています。今回は「印傳屋 上原勇七」の伝統技術を用いたモダンなアイテムをご紹介します。

rd850_-02
シックなカラーに映える七宝の柄「大小七宝 ボストン」

こちらは、「七宝」という、同じ大きさの円状の柄をつないで描く、日本の伝統的な文様が施されたボストンバッグです。一見、大きな楕円だけが目に留まりますが、その楕円自体も実は細かい小さな七宝模様によって構成されています。シックなカラーリングがクールなイメージを醸し出し、大人の男性にぴったりのアイテムといえるでしょう。
価格:10万8000円(税込)

rd850_-03
華やかな柄が脇を彩る「花唐草 36手提げ」

伝統の「花唐草」の模様が施された手提げかばんです。紫色の地と、黒色の唐草模様との対比が見事な逸品。細部まで細かく描かれた艶やかなデザインで、見る人を引きつけます。他にもバラのデザインが施された「ローズ」や「変わり市松小」が描かれた柄のものがあります。
価格:4万6440円(税込)

次ページ《和装に重宝する「合切袋大」