カルチャー

特選“燕三条”:細やかなダマスカス模様に魅せられる「響十 Kyoto」

2016.07.11

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同じ“ダマスカス模様”でも、その質はさまざま

吸い込まれるように美しい、さざ波のような模様。片岡製作所の包丁「響十 Kyoto」には、日本国内だけでなく海外のファンも魅了する63層にもなった“ダマスカス模様”が特徴的なシリーズがあります。日本刀にも通じるこの神秘的な波紋。これは非常に手間のかかる製法によって生まれるものです。人気が高まるにつれて「ダマスカス」と銘打たれる包丁は増えていますが、その中でもこれだけ細かく優美な模様に仕上がっているものはなかなか見られません。

片岡製作所は、歴史的金物の街としても知られる新潟県燕市に創業したメーカー。徹底した機能性と耐久性を追求する本物の道具づくりには、国内外のプロが一目を置く存在です。

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竹をモチーフにしたハンドルにも和の遊び心が宿る

日本の古都“京都”を連想させる名前を持った「響十 Kyoto」には、主に海外にファンが多いシリーズ、日本で人気のシリーズがあり、それぞれに魅力的。中でも目を引くのが、ダマスカス模様の刃に竹をモチーフにしたハンドルが組み合わせられたシリーズです。和の雰囲気と渋さが際立つデザインは、人生の節目の時に自分へのごほうびとして購入する人がいるというのもうなずけます。

この刀身とハンドルはすき間のない一体構造となっているので、汚れが入り込まず衛生が保てます。また、ハンドル部分は中を空洞にして軽く仕上げているのも特徴。上質な18-8ステンレス鋼製で、水や洗剤による高圧・高温殺菌洗浄も可能です。

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よく切れて、刃が持ち、研ぎやすい包丁の条件

いい包丁というのは、よく切れるだけではなく、使っていても刃持ちがよく、切れ味が悪くなってきた時に研ぎやすいのも大切です。そのためには素材にどれだけ硬度があり、粘りがあって欠けにくいかが重要。丹念な焼き入れ、焼き直しによって硬度と粘りを与え、研磨、研削の工程を経て、刃付けをしていきます。研ぎやすい包丁にするため、本刃付けをする前にはしっかり刃基を研ぎ出す「本研刃造り」が基本。その上で、研石による本格的な刃付けで鋭い切れ味を実現しています。

ていねいなものづくり故、生産が追いついていない「響十 Kyoto」。その美しさとともに、抜群の使い勝手のよさも、食のプロたちを魅了している理由です。

「響十 Kyoto」
掲載順に
筋引 270mm(TKT-1112)/3万3500円(税抜)
牛刀 210mm(TKT-1105)/2万2200円(税抜)
万能 175mm(TKT-1114)/1万9200円(税抜)

 

■お問い合わせ
株式会社片岡製作所
電話:0256-63-2816
http://www.ash.ne.jp/~kataoka/japanese/products/tamahagane/take_kyoto/tkt1103.htm

 

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