現代の暮らしに寄り添いながら故人を偲ぶ仏具「ポタリン」

2016.07.13

 

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現代的な洋室でも違和感のないデザイン仏具

現代の住環境の変化の中で、昔ながらの大きな仏壇は減少しています。それでも大切な人を偲ぶ場はいつの時代にも必要です。「Sotto(ソット)」は、和室にも洋室にも合う現代の仏具を一からデザインする仏具ブランド。普段の暮らしに違和感なく溶け込みながら、静かに手を合わせる場を提供してくれます。

中でもこの「ポタリン」は、 法要などで仏前を飾る基本的な道具(=具足)である三具足(みつぐそく、さんぐそく)。その基本的な揃えである「香炉、燭台(火立て)、花立て」に、「おりん」と「りん棒」を加えたコンパクトなオールイン仏具です。

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日常では一輪挿しとして普段の暮らしに溶け込む

この「ポタリン」、ぱっと見はオシャレな一輪挿し。入れ子式の構造になっていることで、5つの仏具が1つにまとめられています。今までになかった発想とデザイン性の高さゆえ、2015年のグッドデザイン賞を受賞しているのです。

置いておく場所は、まるでインテリアの様に自由自在。例えば本棚の片隅や、リビングテーブルの上など。少しのスペースがあれば十分です。普段は一輪挿しとして大切な人の写真の前に花を手向けておき、必要なときには本体から三具足を取り出し、手を合わせることができます。

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仏具の生産地、富山県高岡市で職人によって作られる

「ポタリン」が作られるのは、江戸時代より鋳物をはじめとする金属加工が盛んな土地であった富山県西部の高岡市。その起源は約400年前の慶長16年(1611年)にも遡り、加賀藩主である前田利長公が7人の腕利きの鋳物師を集め、鋳物工場を作らせたことがはじまりと言われています。そして江戸中期頃からは寺院用の梵鐘や銅像、仏具などを作るようになりました。その伝統を受け継いだ「瀬尾製作所」の職人達の手によって丁寧に作られているのです。

高く響く美しい音色も、そんな職人の技術があってこそ。またおりんの色は金、銀、ピンクゴールドの3種類あり、部屋に合わせて選べるのも嬉しい心遣いです。仏具が部屋の雰囲気に合わないという方の悩みも解決してくれそうです。

「Potterin(ポタリン)」
スペック:サイズ/φ68×82mm、材質/真鍮、ステンレス、磁器、木(メープル)
価格:1万6000円(税抜)

■お問い合わせ
Sotto
電話:0766-63-5000
http://www.sottoweb.jp/item/potterin.html

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