ホンダのASIMOの最新動画が公開

2015.10.10

人の暮らしを、どこまで幸せにできるだろうか

人の役に立ち、社会のなかで利用できることを目指して、自律歩行型ロボットの開発を進め2000年に登場となったHONDA ASIMO(アシモ)。基礎技術研究の一環としての活動なのですが、開発は続けられており、登場してからも実は何度もモデルチェンジを行っています。

「for Humans. 人の暮らしを、どこまで幸せにできるだろうか。アシモをつくるなかで問い続けた夢が、今、ひとつひとつ、形になっていく」という本田技研工業のメッセージ。当初は非常に大きかった背中のランドセルが小さくなり、ボディもより丸みを帯びた人に親しみのあるモデルへと進化しています。

 

進化を続けるヒューマノイドロボット

機能的進化はもちろん、外観の変化は性能向上にも表れています。重量も軽量化が進み、歩行速度は上昇、バランス能力も向上して、走ったり、片足ジャンプをしたり、バック走行、両足ジャンプ、そしてボールをキックすることもできます。

身体能力だけではありません。周囲の人の動きに合わせて自ら行動する「判断」能力を備えており、「自動機械」から「自律機械」へと進化しているということです。人の歩く方向を予測して、ぶつからないように進んだり、とっさに足を出して姿勢を保つことも可能になりました。3人の会話を同時に聞き分けたり、ビンのフタをひねって開けることもできるようになっています。

 

生のASIMOに会える機会もいろいろ用意

アシモの動画が9月24日に公開となりました。これを見てみると、5本の指のなめらかな動きや人を避けながら歩行する様子や、小さな凸凹のある路面を踏破したり、片足ケンケンや両足ジャンプなど、その性能を改めて確認することができます。

動画以外にもアシモを実際に見る機会は用意されています。ホンダの青山本社ビルにあるウエルカムプラザや東京お台場にある日本科学未来館、そして栃木県にあるホンダコレクションホールではアシモのショーを開催しており、ほぼ毎日実際にその動きを見て確認することができます。

また、アシモの二足歩行理論「倒立振子モデル」をベースに開発した医療機関・リハビリテーション施設向けの歩行訓練用機器「Honda 歩行アシスト」が11月にリース販売が開始されるなど、その基礎研究の成果が出てきています。今後もアシモの進化とともに、新たな社会の役に立つ技術が登場するかもしれません。

 

<スペック>

Specifications ASIMO(2011.11)

身長×全幅×奥行        1300×450×340mm

重量                        48kg

最高速度                9㎞/h

稼働時間                40min(歩行時)

 

■ホームページ

http://www.honda.co.jp/robotics/?from=top_pulldown