カルチャー

「HIROCOLEDGE」和のスピリット&柔らかな光のテーブルライト

2016.08.06

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日常に溶け込む和モダンな「HIROCOLEDGE」のテーブルライト

ファッションからインテリアまで幅広いプロダクトを展開するブランドHIROCOLEDGE(ヒロコレッジ)」が手がける「TABLE LIGHT」は、照明メーカーの「マックスレイ株式会社」との取り組みから生まれました。明かりを点けると柄が浮かび上がるシェードには、紙メーカー竹尾の特殊紙「パチカ」を使用。

「パチカ」とはパルプ(製紙に用いるために分離した植物繊維)に樹脂を混ぜたもので、印刷の箔押し加工などと同じように型を使い、熱と圧力をかけることで溶けた樹脂がパルプに染み込み、透ける効果が生まれた素材です。行燈や障子越しの光を思わせる「TABLE LIGHT」は、「HIROCOLEDGE」を立ち上げたアーティスト高橋理子さんならではの、円と直線で構成されたデザインが印象的。モダンでありながらも、しっかりとした「和」の精神性が感じられます。

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日本の美しい伝統文化をモダンへと落とし込む職人の努力

このパチカに柄を施すためには、機械で行うヒートプレスの技術を採用しています。一見簡単そうに聞こえますが、実際には職人の経験と勘、そして高い完成度を追求する情熱が欠かせないもの。小さな面積であれば難なく加工できるのですが、このシェードのように一面に柄が施され、さらにライトの明かりを均一に透けるように加工するためには、とても繊細な作業を繰り返す必要がありました。

機械に見られるほんの些細なゆがみと、目に見えないほどの紙の厚みの乱れが影響し、紙の全面に均一に熱を加えることはとても難しいもの。それをクリアするために文字通り紙一重の調整を重ね、誕生したシェードなのです。

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