お箸もスタイリッシュに。食事の味を邪魔しないチタン製「言伝 koto-tsute titanium」

2016.08.25

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塗箸の専門店として知られる神戸箸屋が金属の箸に目を向けたわけ

モチーフは、日本の伝統文様である鱗、市松、七宝。それぞれの文様を面で捉えたもの、線で捉えたものが、表裏にレーザー彫刻されたスタイリッシュなデザインが印象的な「言伝 koto-tsute titanium」。兵庫県の神戸箸屋が手がけるチタン製の箸です。

神戸箸屋が神戸の元町に誕生したのは26年前。オリジナルの塗箸専門店としては日本初とも言われています。そんなお箸屋さんが金属の箸に目を向けたのは、塗箸の産地として全国的に知られる福井県とのつながりからでした。福井県の鯖江は、眼鏡の産地としても名高い場所。掛け心地の良い眼鏡のフレームを作る確かな技術が、理想的な金属製の箸を形にしたのです。

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食事の味を邪魔しない無味無臭の金属、チタンを日本の箸に

チタンという金属は、医療用にも使われるほど、人体に害のない安全安心な素材。しかも、金属独特な臭いがなく、口に入れても金属の味を感じません。金属の中では比較的軽く、強度もしっかりしているので、実は箸の材料としてとても優秀なのです。

金属のお箸というのは、東南アジアや韓国などに昔からありますが、製品化するにあたって神戸箸屋がこだわったのは、日本製ならではのフォルム。箸の先が細くすうっと伸びていて、口当たりを良くすることは外せない点でした。また木製よりも重みがある金属をできるだけ軽量化するため、真四角ではなく、長方形に。手の中でも転がらず、持ちやすい形となっています。

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