カルチャー

香りと和紙が出会った淡路島生まれのお香「Ku(クウ)」

2016.08.27

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香りを放つ和紙のお香で、充実したひとときを

日本には、なんと古くは平安時代から香りを楽しむ文化があります。空薫(そらだき)といって、部屋に香りを漂わせて雰囲気を変えたり、その香り自体を静かに楽しんだり。江戸時代には大衆化され、今とほとんど変わらぬスタイルで楽しまれていたとか。

こちらの「Ku(クウ)」は、そんな粋な文化を手軽に楽しめる、和紙でできたお香です。火が付いていなくても香りを放つので、壁に飾ってインテリア的に楽しんだり、大切な人への手紙に添えたり。暮らしに寄り添う新しい香りのカタチを体現しています。

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日本の約7割のお香を生産する淡路島で生まれた

Ku」は、兵庫県淡路島で作られています。実は、淡路島は香りとの関係がとても深い土地。日本書紀によれば、推古3年(595年)に初めて香木が漂着したという記載があり、その場所を祀る枯木神社まであるほど。

幕末の1850年頃には製法が伝わり、今ではお香の約7割が淡路島で生産されているんです。そして、お香の生産と共に和紙の生産も盛んで、それらの伝統技術を掛け合わせて誕生したのが「Ku」。和紙に香料を含ませて漉くという技法で作られています。

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