特集:第44回東京モーターショー2015・直前情報 vol.10 ホンダ「FCV」(仮称)

2015.10.21

ホンダから燃料電池車市販モデルが登場

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東京モーターショーでのブース面積は単一ブランド最大

10月28日から11月8日まで(一般公開は10月30日から)、東京都江東区にある東京ビッグサイトで開催される第44回東京モーターショー2015のホンダの出展内容が公開されています。

ホンダは単一ブランドとしては東京モーターショー内で最大のブースとなるということです。そのホンダブースには、2輪4輪ともに合わせてコンセプトモデルや市販予定モデルなどが多数展示されることとなります。

 

市販燃料電池車が遂に登場

この東京ショーには、燃料電池車(FCV)の最終市販車仕様ともいえる「FCV(仮称)」が登場します。燃料電池車といえば、すでにトヨタがMIRAI(ミライ)を市販しており、ホンダは市販車としては先行を許している状態ですが、実はすでに2008年にFCXクラリティというFCVをリース販売しているなど、ホンダも燃料電池車の開発には積極的です。

 2011年には、『2015年までにFCVの市販モデルを国内導入する』という共同声明を、トヨタとともに発表しており、このFCV(仮称)はその発表内容に即した登場となります。

FCV-1

FCV-2

2度のコンセプトモデルを経て

燃料電池は、水素と大気中にある酸素を反応させて電気を発電させるもので、家庭用燃料電池のエネファームが有名です。FCVはこの発電した電気を駆動エネルギーに使用する電気自動車となります。もちろん走行中のCO2排出はゼロで、究極のクリーンカーとも言われています。

ホンダは、2013年11月にアメリカ・ロサンゼルスでのLAオートショーで「FCEV CONCEPT」というFCVンコンセプトモデルを出展しました。続く2014年11月には、さらに市販化に近づいたコンセプトモデル「FCV CONCEPT」も披露しています。

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まだ正式名は発表されず

そして、今回登場するFCV(仮称)は、そのコンセプトモデルの面影を残しつつ、市販車としての要件をクリアしたモデルとなりました。昨年、一昨年の2台のコンセプトモデルでも発表しているとおり、フロントボンネット内に燃料電池のパワートレインを集約し、車内の居住空間を犠牲にすることなく大人5人が快適に座れるフルキャビンパッケージを実現しています。

航続可能距離は700km(JC08モード燃費)で、FCVとしての性能も十分です。仮称となっていますが、実はこのネーミング、現時点では公開されていないということです。正式名称はプレスデー当日に発表予定なので、10月28日まで不明のまま……ということです。

 

■ホームページ

http://www.honda.co.jp