瀬戸内国際芸術祭2016秋会期、いよいよ10月8日(土)に開幕

2016.10.06

瀬戸内海の島々の美しい自然とともに作品が楽しめる芸術祭として世界中のアートファンの聖地となっている「瀬戸内国際芸術祭」。3回目となる今年は、12の島々と高松・宇野港を舞台に作品約200点が公開されます。
10月8日(土)に開幕する秋会期に向けて、春・夏会期に発表された新作を中心に、小豆島・女木島・豊島のみどころを紹介します。

1.setouchi海や山の絶景とともに作品が楽しめる小豆島

芸術祭に参加する島々の中でいちばん面積の大きい小豆島は、絶景とともに楽しめるふたつの大作に注目です。まずは、大部港付近の海岸で見られるリン・シュンロンの新作《国境を越えて・潮》。戦争で傷つく子供たちのことを憂いて作られた作品で、砂や砂糖、もち粉、石こう、麻を混ぜて作られた196体の子供の像が時間とともに崩れていく姿が、戦争の物悲しさを訴えかけてきます。

もうひとつは、中山の棚田「千枚田」の風景の中に築かれたワン・ウェンチーによる《オリーブの夢》。約5000本の竹が使われた、中に入ることができる巨大ドーム型の作品で、青竹踏みのような心地よい感触とともに壮大な自然を感じさせてくれます。

2.setouchi
写真(上)リン・シュンロン《国境を越えて・潮》 Photo by Yasushi Ichikawa
写真(下)ワン・ウェンチー《オリーブの夢》Photo by Yasushi Ichikawa

 

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