特集:第44回東京モーターショー2015・直前情報 vol.15 ダイハツ「NORI ORI」

2015.10.26

 

近未来コミューターとしての「解」

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ダイハツは一挙4台のコンセプトカーを出展

10月30日~11月8日に一般公開される第44回東京モーターショー2015(東京ビッグサイト)で、ダイハツは初公開となるコンセプトカー4台を登場させます。その一台がNORI ORI(ノリオリ)です。「クルマは動くもの」、「走ってナンボだ」ということがよく言われますが、実はその手前に大きなハードルがある、とダイハツが提案するもので、その名の通り車両の「乗り降り」に着目したイージーアクセスなスモールカーです。

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横からでも後ろからでも乗り降り可能

乗り降りのハードルを下げるということで、超低床フロアと2ウェイアクセス大開口ドア、電動スロープを備えています。ボディサイドにある大開口は大きく開くスライドドアを2枚用意。車両の半分以上が開口部という広さを実現しています。

この助手席側に収納式スロープを設定。運転席もスライドドアを採用しています。また、バックドアは右ヒンジの横開きながらほぼ全面が開いてしまうのです。後席にあるリフトを使えばアプローチアングルも少なく車イスでも介助なしで入り込むことが可能。

 

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超低床フラットフロアで室内も広々

最近多くのバスで採用されていますが、乗り降りをしやすくするため、車高を下げるニールダウンシステムを採用しています。これにより足を大きく上げることなく乗降は可能となりました。また室内はフラットフロアとなっており、車内での移動もラクラクです。

シートは4座用意されますが、運転席以外のシートは折り畳みが可能となっています。そのため軽自動車にもかかわらず、折りたたまずに車イスを2台乗せることが可能な室内空間を確保。実は室内幅を目いっぱいとるため、リアタイヤにはタイヤ巾の狭い105/70R14という極めて特殊なサイズのタイヤを装着しています。

 

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これこそ、近未来コミューター

まさに「近未来のマルチユースコミューター」としての提案であるこのノリオリ。ベビーカーから車イスまで、幅広い用途で、乗り降りのしやすさを追求しているわけです。

デイサービスの送迎をはじめとするさまざまな場所でこういった車両(というかモビリティーといったほうが合っているかもしれません)の必要性は誰もが感じているはずです。まさに、それこそが、すべての人に優しいユニバーサルデザインの移動体といえるでしょう。

 

■ホームページ

http://www.daihatsu.co.jp