“見たら欲しくなる” 今、注目の日本人クリエイターによる美しいジュエリーたち:その2

2017.01.03

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国内外で活躍する気鋭のジュエリーブランドが一堂に会する展示販売会「New Jewelry 2016」が、去年の12月2、3、4日の3日間に渡って3331 Arts Chiyodaで開催されました。様々な素材や技法を使った個性豊かな72のブランドのなかから、注目の日本人クリエイターによる6ブランドを2回に渡ってご紹介しています。【前回の記事はこちらから】

前回に続いて“見たら欲しくなる” 美しいジュエリー 3ブランドをご覧ください。

 Lissita (リシータ)
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伝統とひらめきのマリアージュが生む奇跡

日本古来の和紙を使って、華やかなジュエリーを生み出すLissita(リシータ)。ブランド名の由来は、デザイナーの長野リサさんがスペインに住んでいた頃のニックネーム。

長い海外生活の影響で日本を外からみつめ直すことで、日本の伝統や文化の面白さに改めて惹かれていったそう。和紙を使ったジュエリーを製作するきっかけとなったのは、大切な友人からオーダーされた結婚式の髪飾り。2人のなれそめに由来する美しい気仙沼の朝焼けを表現するため、様々な素材で実験を繰り返した結果、自ら梳いた和紙にたどりついたのだとか。

樹脂でコーティングされた色鮮やかな和紙は、軽く、強度があり、光によってやわらかに表情を変え、まさにイメージにぴったり。それからは和紙職人の工房を訪ね歩き、その魅力にどんどん引きこまれていったそう。書家とのコラボレーションや藍染めの和紙を使用するなど、“和紙ジュエリー”という新しい世界は、どんどん広がりを見せています。

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写真(上)/ 「Indigo」シリーズ

気仙沼の藍工房「OCEAN BLUE」の和紙を使った「Indigo」シリーズは、深く澄んだ色合いが魅力。大ぶりで存在感のあるリングは、樹脂を支える立て爪のデザインもモダンなデザインです。

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写真(上)/ 「墨sumi」シリーズ

100年以上経つアンティークの和紙や墨を使った「墨sumi」シリーズ。繊細な滲みが味となったシックな逸品は、書家の神野奈津子さんとのコラボレーション。

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写真(上)/ 「Botanical」シリーズ

手染めの和紙で作った色鮮やかな花に天然石やチェーンを合わせた「Botanical」シリーズのピアスやイヤリング。耳元で軽やかに揺れて横顔を華やかに彩ります。

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まるで砂糖菓子のように美味しそうなリングは、和紙で作られた鉱物。ニュアンスのあるやさしい色は和紙ならでは。眺めていると、吸い込まれそうになる美しさです。

■お問い合わせ
Lissita
http://lissita.jp/

 

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