ビジネスの場で活躍する日も近い? Pepper for Biz

2015.09.28

身近になりつつある人型ロボット、その活躍の場は?

人の生活に寄り添う、大小さまざまなロボットが登場していますが、なかでも2014年の6月に家庭向け人型ロボットとして発表(全国のソフトバンクショップに順次登場)、そして実際に税別198000円というプライスタグをつけて翌年2月から販売された「Pepper(ペッパー)」は、大きな話題です。一般向けの販売の度に予約開始直後に完売という状態。そのペッパーの法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」が2015101日より申し込みの受付が開始となります。

 

小学生ほどの大きさのペッパー

ペッパーは身長121㎝、体重28kgの人型ロボット。感情を数値化し、学習していく感情エンジンを搭載しています。他のペッパーとともにデータを共有したクラウド人工知能(AI)での集合知もプラスし、加速度的に学び成長していくというモデルです。

人型ですが2足歩行ではなく、底面についたタイヤで移動します。だから段差は乗り越えることはできません。リチウムイオンバッテリーを搭載し、稼働時間は12時間。カメラやマイクを各所に搭載し、胸部には10.1インチのタッチ式のディスプレイも用意しています。フランスのアルデバラン社とソフトバンクとの共同開発で、製造はフォックスコングループの鴻海精密工業が担当。

 

ビジネスに特化するペッパー

これまでペッパーを見ることができる場所としては、ソフトバンクの販売店での接客対応のシーンを見かけることができました。もちろん、それ以外にもさまざまな業種の接客業務に導入されるなど、ビジネスの場での活用もなされてきています。最近では、実際にソフトバンクグループの四半期決算発表会で会見を担当するなど、ビジネスの場での活躍実績のあるペッパーですが、今回のPepper for Bizはさらに進化するようです。

ベースは既存のペッパーなのですが、声かけ(離れた人を呼び込み、近づいた人にあいさつする)、ヒアリング(ニーズに応じた提案およびアンケートを実施する)、プレゼンテーション(商品画像を見せながら、訴求ポイントを紹介する)、エンターテインメント(パフォーマンスやゲームでお客さまと遊ぶ)、受付(社内担当者に来客情報をメールで通知する)といった、ビジネスに活用できるアプリケーションを搭載します。アプリのカスタマイズや、一括管理といったオペレーション作業も容易。接客情報などのデータ・プラットフォームも用意されます。主に受付接客業務が中心となるようですが、顧客のデータを蓄積し、細かな対応もできるなど、かなりの期待ができそう。

さらに今後、オプションとして導入コンサルティングや、独自アプリケーションの開発、追加サポートサービスなども予定されています。

 

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