カルチャー

今さら聞けない、でも日本人なら知っておきたい「和室」でのマナー

2017.02.16

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「郷に入っては郷に従う」ということわざがあるように、様々な国、場所でそこに応じたマナーがありますが、日本人ならばまず日本でのマナーを知っておきたいですよね。そこで今回は、「和室」でのマナーを紹介していきたいと思います。外国人のお手本に、そして子供たちのお手本になれるようにしっかりと身につけていきませんか。

上記イメージの画像出典:TANAKA Juuyoh (田中十洋) / Japanese traditional style house interior design / 和風建築(わふうけんちく) (from Flickr, CC BY 2.0)

和室でのタブー! 最低限これだけは覚えよう!

一歩目のステップとして、まずは和室でやってはいけないことを覚えていきましょう。一つ目は「畳のへり(縁)を踏んではないけない」。これには色々な理由があるようです。へりは傷みやすいから、足がひっかかりやすいからといった実用的なものから、昔はへりに家紋が描かれていたことが多かったことから先祖に失礼、へりが結界としての役割をしていることから秩序を乱すことになる、といった精神的なものまであります。へりだけでなく敷居も境界とされているため、踏まないようにしましょう。

続いては座布団についてですが、座布団は「踏まない」「動かさない」「裏返さない」こと。座るときは座布団の横に正座して、膝を座布団につけてからすべるようにして乗りましょう。また、座布団の位置は「その場所に座ってください」という意味で配置されていることが多いので動かしてはいけません。そして、人に座布団を譲るときに裏返すなんて行為が広まっているようですが、これはマナー違反なのでしないようにしましょう。

スマートにできたらかっこいい! 和室での振る舞い!

ここからは、これができたらかっこいいという和室での振る舞いを紹介します。まずはふすまについてですが、ドアのようにノックはせず、入る前に「失礼します」と声をかけましょう。そして開け方ですが、ふすまの前で正座をして、まずふすまの引き手に近い方の手を引き手にかけ、5~10cm程度ふすまを開けたら、かけた手を親骨(ふすまの枠)部分に沿って下におろし、床から10~15㎝のところを押して開けましょう。半分ほど開いたら手を変えて体が通れるまで開けます。

ふすまの閉め方もまず正座をして、親骨の下から10~15㎝辺りを持ち、半分ほど閉めたら持つ手を変えて、締め切るまで残り10cmほどのところまでひいてから、引き手を使って閉めましょう。

和室の中を歩くときは部屋を斜めに横切ったりせず、壁を沿って歩くのもマナーとされています。ただし、壁をこすって壁を傷めないようにご注意を。また、出入り口から遠い場所が上座となることも忘れずに。

 

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