ブームが続く「御朱印集め」で大人として守りたいルールやマナー

2017.03.23

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神社仏閣のめぐり方に関する本が数多く出版されるなど、「御朱印(ごしゅいん)」をいただいて回ることがブームになっています。御朱印集めはただのスタンプラリーとは違うため、いただき方のルールをしっかり守ることが大切。大人としての礼節をわきまえながら御朱印を集めたいものですね。

上記イメージの画像出典:photo.ktdm.jp / 東京大神宮御朱印 (from Flickr, CC BY 2.0)

そもそも御朱印とは?

日本では古くから、お経を書き写したものを神社・仏閣に納める「納経(のうきょう)」という習慣がありました。そして、納経を行ったという証が御朱印です。現代では納経を行わずとも、寺社に参拝をした証として御朱印をもらうことが多いようです。

御朱印とは、朱色の宝印に寺社の名前と参拝した日付、ご本尊の名前などが墨書きされているもの。御朱印を集める際は御朱印帳と呼ばれる専用の冊子を使い、そこに書いてもらいます。御朱印帳は各寺社で個性豊かなものが用意されているほか、インターネットでも購入可能です。

また、印は寺社名が書いてあるものが多いのですが、稲荷神社ならキツネ、徳川家の菩提寺なら葵の御紋など寺社にまつわる図案があるものも。東京都の烏森神社のように、いただく時期によって御朱印の内容が変わるところもあります。

御朱印の正しいいただき方

上記で述べたように、御朱印は参拝の証としていただくもの。お参りもせずに御朱印だけもらって帰るのはルール違反です。また、インターネットオークションなどで御朱印を売買することは寺社の方に多大な迷惑をかける行為なので、絶対にやめてくださいね。

御朱印をいただくためには300円から500円程度納めるのが一般的です。高額紙幣で支払うと寺社の方の手をわずらわせることになるので、小銭を用意しておくのがベター。SNSでは「御朱印をいただく時と参拝のお賽銭用に、専用の小銭入れを持っていきます」「御朱印帳入れポーチと小銭用がま口をセットでそろえました」という声が上がっているように、普段使いのお財布以外に小銭入れを準備している人も。お金をサッと出せてスムーズにお参りできそうですね。

また、御朱印は一つひとつ書いていただくものなので、とても手間がかかります。新年や縁日など、参拝する人が増える時期は御朱印をお願いするのは避けた方が無難。どうしてもその日にもらいたいという場合は、長めの待ち時間を覚悟しましょう。

御朱印がないお寺も

京都・東本願寺や西本願寺など、浄土真宗のお寺には御朱印が存在しないところもあります。東本願寺の公式サイトに記載されている情報によると、お寺を回ったというような達成感を得て満足してしまうのではなく、教えを聞き続けようとすることが大切であるという理由から御朱印を行っていないとのことです。

御朱印のないお寺に御朱印を求めることは当然失礼にあたります。事前に宗派を調べておいたり、御朱印の有無を確認しておくのをお忘れなく。

 

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