「アーティスティック!」日本の“デコトラ”がすごいと海外で話題

2017.05.03

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日本では浸透しているものでも、海外の人から見たらびっくりするようなものがたくさんあります。トラックをメッキ製パーツや電飾などで飾る「デコトラ」も注目を浴びているものの1つ。2月には海外メディアが日本のデコトラに迫った動画をYouTubeに投稿し、大きな話題となっています。

上記イメージの画像出典:バイク便八王子立川所沢 / 大阪らへん 2 (from Flickr, CC BY 2.0)

「デコトラ」とは?

「デコトラ」とはデコレーショントラックの略。車体には好きなキャラクターや浮世絵、神様などのイラストを描き、たくさんのランプで装飾しているものが多く見られます。デコトラに乗っている人は、「ナットもメッキにする」「色は空色!」「ノーブランド品を自分好みにカスタム」などのこだわりを持っており、思い思いのデコトラを作り上げているようす。

一説によると、トラックが塩害を防ぐ目的で車体を加工したことがデコトラの始まりとされています。最初はウロコのような模様をつけ、表面を加工したステンレス鋼板を使っていましたが、現在は星形やシマ型などいろいろな模様が普及。車体以外にも「テールランプ」「アルミホイール」といったカスタム用のバラエティ豊富なパーツを購入できます。

「かっこよすぎる」と大絶賛

「Inside Japan’s Tricked-Out DIY Truck Culture」と名付けられた動画では、冒頭で「トラックを作るのに金を考えて作ることはありません。気持ちの中の値段なんで!」という日本語のアナウンスからスタート。全国に展開するアート・トラックの親睦クラブ「哥麿会(うたまろかい)」の会長がデコトラについて詳しく紹介しています。35年かけて自分のデコトラを作り上げたことには、海外の人たちから「35年!? 本当に?」「日本人ってファンキーで驚くわ」という声が。

また、トラック運転手による自信作のデコトラが次々と登場すると、「綺麗だし、威厳がある!」「めちゃくちゃかっこいいじゃないか!」「クリエイティブですごい」と大絶賛。会長が「世界にないトラックを作る」という意気込みを語る通り、世界の人はデコトラを見て衝撃を受けているようです。

車だけではなく運転手もすごい

「生き方、ふるさと、家族をのせて走れるのが魅力」と会長が言うように、さまざまなこだわりを持ってデコトラを作る運転手たちには、「彼らはすごく素敵だと思う」「アーティストだね。クール!」「運転手たちは『本当にすごい』の一言」と称賛の声が。

また、会長はトラック運転手について「怖がられることが多いトラックの運転手ですが、かわいい色やトラックを好んでいる人は怖いことはない」と宣言。「デコトラを通して少しでも喜んでもらえればありがたい」としています。

多種多様なカスタマイズがされているデコトラ。見かけたら車体のデザインをじっくり見てみると面白いかも。