天才刀鍛冶・吉原義人に称賛の声続出! 『情熱大陸』で伝説の名刀が復活

2017.05.01

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4月16日に放送された『情熱大陸』(毎日放送)では、“天才刀鍛冶”と呼ばれる職人が1,000年前の刀を再び生み出す大仕事に挑戦。その姿が「情熱大陸の刀鍛冶が本当に面白い! やっぱ日本刀は良い」「刀鍛冶職人さんがいちいちカッコ良すぎ」と大きな反響を呼んでいます。

上記イメージの画像出典:Mischa van Dalen / 日本刀 (from Flickr, CC BY 2.0)

天才刀鍛冶・吉原義人の名刀

74歳を迎える刀鍛冶職人の吉原義人(よしはらよしんど)。屈指の名工と言われる吉原は20代の時から既に天才と謳われ、これまでに作った刀はなんと500本以上。日本だけではなく世界からも高い評価を受けており、メトロポリタン美術館やボストン美術館が吉原の作品を買い求めるほど。

また数多くの名刀を生み出すだけではなく、日本刀の魅力を世界に発信する活動も行っています。30代の頃から毎年1度は海外を訪れて日本刀の存在をアピールしており、世界中のナイフ作家が集まる「国際ナイフオークション2016」には刀身の両側に刀紋を入れた諸刃作りの短刀や、重要文化財に指定されている名刀のミニチュア作品などを出品。評価の高い刀だけでなく遊び心もある作品も制作することで、世界中の人から人気を集めているんですね。

一世一代の大仕事「童子切安綱」の復活

そんな天才刀鍛冶・吉原のもとに、難しい仕事が舞い込みました。兵庫県にある神社から国宝第1号に登録された名刀「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」と全く同じ姿の刀を打って欲しいという依頼です。番組内ではこの大仕事に立ち向かう吉原の姿が映し出されました。

「童子切安綱」とは、平安時代に武将である源頼光が、大江山を中心に悪さを働いていた鬼の頭領・酒天童子を切ったという伝説を持つ名刀。一般的なものよりも少し長い刀で、“反り”と呼ばれる優美な曲線が特徴です。名刀と一分の狂いもない刀を作り上げるという難題に取り組んだ吉原は、刀紋で自分らしさを表現するという吉原にしか成し遂げられない仕事ぶりを見せました。

そんな吉原の真摯な姿に、SNSをはじめとして「刀匠の情熱大陸を無我夢中で視聴。あまりの美しさに身震いした」「出来上がった刀を『自分らしい刀ですよ』って言ってたことに感動。そう思えるものを作っていることが最高にかっこいいし尊敬する」と称賛の声が多く上がりました。

道具としての存在意義が失われてから久しい日本刀。しかし「日本刀は武器であって、武器ではない」という吉原の言葉通り、その美しさは現代でも多くの人を魅了しているようです。

日本職人名工会
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