上野公園に舞台が出現、『にっぽん文楽 in 上野の杜』~10月14日(土)より4日間公演~

2017.09.20

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文楽を野外で気軽に楽しんでもらおうと、2020年東京オリンピック・パラリンピックまで全国を回る「にっぽん文楽」の公演が、再び東京に戻り、10月14日(土)から17日(火)まで、上野公園で開かれます。このプロジェクトは、日本を代表する古典芸能である「文楽」の価値を広く知ってもらうことを目指し、日本財団が立ち上げたもの。定員300席ほどのヒノキ造りの本格的な舞台を組み立て、通常の文楽公演と比べ間近に舞台を楽しむことが出来ます。
2015年の東京・六本木ヒルズでの公演を皮切りに、これまで大阪・難波宮、東京・浅草寺、伊勢神宮外宮と全国を巡って来ました。

今回の上野での出演者は、太夫が竹本千歳太夫、三味線が豊澤富助、人形が吉田和生ら一線級の顔ぶれ。演目は、文楽では「景事」と呼ばれる舞踊の演目から2演目。四季それぞれを代表する人物が登場する「花競四季寿」の中で、春の「万才」と秋の「関寺小町」、鬼退治で有名な平安時代の豪傑・渡辺綱と美女に化けた恐ろしい鬼女との格闘を描く「増補大江山~戻り橋の段」が上演されます。

初日・2日目の昼と夜の公演の合間には、会場周辺で東京藝術大学との特別コラボレーション企画がおこなわれます。音楽学部生徒による音楽隊「藝大Artチンドン」が、作曲家の松下学長が作曲した曲を演奏しながら練り歩き、「せんとくん」で知られる彫刻家の籔内教授製作の巨大人形がパフォーマンスを繰り広げます。
また、通常劇場ではタブーとされている飲食ができるのがこの「にっぽん文楽」の特徴。今回から埼玉・上尾で、百数十年にわたり丁寧な酒造りを続ける「酒蔵 文楽」のにっぽん文楽限定ラベルの純米酒や甘酒も販売されます。「人形浄瑠璃 文楽」にちなんで命名された蔵の酒を文楽を鑑賞しながら楽しめます。

野外の舞台で鑑賞できる乙な4日間。この機会をお見逃しなく。

 

 『にっぽん文楽 in 上野の杜』

日時:10月14日(土)~17日(火)
[昼の部] 開場11:30 開演12:30
[夜の部] 開場17:30 開演18:30
会場:上野恩賜公園(噴水前広場)
席料:2,000円(全席自由)

演目・出演:
「万才・関寺小町」~花競四季寿より 楳茂都陸平 振付
 太 夫/竹本千歳太夫、豊竹始太夫、竹本碩太夫
 三味線/豊澤富助、野澤喜一朗、野澤錦吾
 人 形/太夫:吉田文昇、才蔵:吉田玉佳、関寺小町:吉田和生
「増補大江山~戻り橋の段」
 太 夫/若菜:豊竹睦太夫、渡辺綱:豊竹靖太夫、ツレ:竹本碩太夫
 三味線/野澤錦糸、野澤喜一朗、八雲:鶴澤清𠀋、八雲:野澤錦吾
 人 形/渡辺綱:吉田玉男、若菜:吉田簑二郎
 「解説」
 太夫:豊竹睦太夫/三味線:野澤錦吾/人形:吉田玉誉
 人形部:吉田玉勢、桐竹紋吉、吉田玉翔、吉田玉路、吉田和馬、吉田玉延、吉田和登
 囃 子:望月太明藏社中
※内容・出演者に変更がある場合があります。あらかじめご了承ください
 
お問い合わせ:にっぽん文楽プロジェクト 03-6233-8948(平日10:00~17:00)
http://www.nipponbunraku.com