エキシビション『KIMONO ROBOTO』~伝統が織りなす未来~

2017.11.21

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Photographer: Warren du Preez & Nick Thornton-Jones

12月1日(金)より10日間、日本が誇る伝統文化の1つ「着物」に着目し、世界で活躍する一流クリエイターが秀逸な着物を新しい解釈のもとに表現したエキシビション『KIMONO ROBOTO』が表参道ヒルズ本館B3F スペース オーにて開催されます。『KIMONO ROBOTO』とは、世界最大の統合型リゾート企業の1つとして、各国で統合型リゾート施設を開発・運営しているメルコリゾーツ&エンターテインメントの文化的プロジェクトの一環です。低迷する着物産業の復興を目的に、着物の文化的価値に対する世間一般の意識向上や評価の促進、生地継承に取り組んでいます。
本エキシビションでは、全国各地に残る国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)や自治体指定無形文化財保持者、経済産業大臣認定伝統工芸士、皇室御用達の着物作家の協力と、日本を代表する職人達の手による伝統的織物技術を用いて完成した着物のコレクションが一同に並びます。460年の歴史を持つ京友禅の老舗「千總」が総力を上げ制作に取り組んだ、「束熨斗文様振袖」や、皇室献上作家・藤井 寛作氏の「慶長桃山小袖松皮文様」ほか、貴重な作品が含まれます。会場の中央に並ぶ、「束熨斗文様振袖(江戸時代18世紀)」の復元作品は、江戸時代当初の技法や素材など研究を重ね、2年もの歳月を費やして完成した作品であり、今回の展示は非常に貴重な機会となります。その他に、新潟県の伝統的工芸品である小千谷縮や、作品が文化庁保管となっている江戸小紋なども並びます。
特筆すべきは、アイスランドを代表するアーティスト Björk(ビョーク)や世界的に最も影響力のある現代写真家のひとりのPeter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ)など、世界の錚々たるコンテンポラリークリエイターによる、秀逸を極めた新しい展示と今までにない演出にあります。

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束熨斗文様振袖

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Photographer Koichiro Doi

日本を代表する職人と世界のクリエーターたちがコラボレーションし、着物に新しい解釈を与える本エキシビジョンは、普段着物に触れる機会がない人にも必見です。

 

『KIMONO ROBOTO』
日時:12月1日(金) ~12月10日(日)
月~土/11:00 ~21:00 日/11:00 ~20:00 ※最終日(12月10日)は16時で終了
会場:表参道ヒルズ本館 B3F スペース オー
  〒150-0001  東京都渋谷区神宮前4-12-10  
入場料:無料

◆参加クリエイター
・Björk(ビョーク)
 エレクトリックな音楽スタイルと大胆なファッション感覚で知られているアイスランドのシンガーソングライター。最新ミュージックビデオで「束熨斗文様振袖」を着用。
・Peter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ)
 世界でも最も影響力のある現代写真家。映画のシーンのような印象的な写真は、ファッションフォトシーンに多くの影響を与えている。
・土井 浩一郎
 数々のファッション誌との取り組みや、美と静物に特化した写真を専門とする、世界的に著名な日本人写真家。
・Alexandre de Betak(アレクサンドル・ドゥ・ベタック)
 ファッションとアートそしてデザインを組み合わせた世界観により、革命的なファッションショーを生み出すランウェイプロデューサー。
・Warren du Preez & Nick Thornton-Jones(ウォーレン・デュプリア & ニック・ソ―ントン・ジョーンズ)
 斬新なビジュアルイメージとビデオの制作で、高く評価されているデュオ アーティスト。 多くのモード雑誌や、ビョークをはじめとする有名なアーティストの制作を手掛けている。

◆展示コレクション
・束熨斗文様振袖
・小千谷縮
・江戸小紋
・加賀友禅
・有松鳴海絞り「鎧段絞り」「雪花絞り」「匹田三浦絞り」
・京友禅
・西陣織
・浪華本染浴衣
・阿波しじら織
・大島紬