カルチャー

組み立て式お茶室「MUJYOAN(無常庵)」

2015.12.19

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日本の美が結実した、おもてなしの象徴

茶道の舞台となる茶室には日本の美が結実しています。茶道の実質的な開祖とされる千利休は、お客をもてなすために無駄なものを極限までそぎ落とし、茶室を一つの宇宙として完成させました。無駄なものは何もなく、だからこそ何でもある無限の空間を作り出したのです。

そのため、日本の茶道は日本の美の象徴として扱われることが多く、外国人からも注目されるのです。

しかし、この茶室は固定の施設としてのみ存在するのではありません。事実、千利休は、豊臣秀吉が九州征伐を行った際に、筥崎八幡宮の海岸の「千代の松原」辺りに急ごしらえの庵(いおり)を造り、そこで茶をたてたことがあるのです。

この茶室は、青茅(かりやす)、松葉、青竹によって造られた風雅なものだったと伝わっています。茶室は場所を選ばない。どんな場所であっても、和の「わび」「さび」の心を見つけることができます。

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茶道の精神が息づいた新時代の茶室

八芳園の『MUJYOAN(無常庵)』には茶道の精神が息づいています。これは組み立て式の茶室を提供するサービス。風雅な庭園・八芳園に茶室が現れ、そこで手前を頂くことができるのです。(サービス内容は各種あり)

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この組み立て式の茶室は470年の伝統を持つ木工の産地『九州大川』の家具職人の手によって造られたもの。日本の伝統の技が新時代の茶室を創造したといえるでしょう。

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風景に溶け込んだ茶室の風情は非常に美しく、四季折々の風景を愛でながらお茶を楽しむ時間は、まさに至福のひとときです。

 

『組み立て式お茶室 MUJYOAN(無常庵)』公式サイト
https://www.happo-en.com/event/mujyoan/

写真提供:八芳園
(高橋モータース@dcp)

 

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