カルチャー

バッグにひとつ忍ばせたいポンピン堂、江戸型染めの守袋

2015.12.20

re1511MONO_30mamoribukuro1
職人による手彫りの型紙で心を込めて染め上げる江戸型染め

開運や心願成就、長寿を象徴する「富士山(=不死、不二)」や、たくさんの幸せが手に入るよう願いを込めた「千鳥(=千取り)」など、一つひとつの柄が意味を持った江戸型染めの「守袋」。カメラを入れたりアクセサリー入れにしたり、バッグの中での小物の仕分けにも活躍しそうなほど良いサイズ感の袋です。

江戸型染めは、型紙を使って一枚一枚染め上げる日本古来の染色技法。デザイナーの大野耕作さんが、江戸末期創業の江戸型染め屋・更銈(さらけい)の5代目である奥様の資子さんと立ち上げた、ポンピン堂で製作されています。

re1511MONO_30mamoribukuro2
江戸人がそれぞれの個性でおしゃれを競った守袋の縁起柄

守袋とは、護符、つまりお守りを入れるために使われたものです。江戸時代、庶民の間では各地の神社仏閣へお参りするのがちょっとしたブームになっていました。そこで受けた護符を守袋に入れて持ち歩いたのです。自分好みの縁起柄で染め抜いた袋には、粋な意匠を競い合うおしゃれ感覚もあったといいます。

ポンピン堂の守袋に使われている布は、大野さんが日本全国から選りすぐった素材のひとつ、会津若松の会津木綿。昔ながらの方法で織られるざっくりとした素朴な表情には、他にはない魅力があります。

re1511MONO_30mamoribukuro9
縁起柄からパッケージまで、伝統の技に新たな息吹を

ポンピン堂は、日本に古くから伝わる江戸型染めの魅力をもっと世の中に広めたいという想いから生まれました。この守袋も、伝統には興味がないという人にこそ手にとって欲しいといいます。

世界でも類を見ないほど繊細な色彩感覚だと言われる日本の伝統色は、その数なんと400以上。そんな伝統色を用い、膨大にある古典柄の中からインスピレーションを得て、大野さんによって現代の感覚でリデザインされた縁起柄。小さな桐箱には守袋と一緒に謂われが書かれたカードも収められているので、想いを込めた贈り物にもぴったりです。

 

守袋(桐箱入り)
価格:2400円(税抜き)
サイズ:約12.5㎝×幅9.5㎝
素材:綿(表地)、ポリエステル(裏地)、レーヨン(紐)

 

■お問合せ
ポンピン堂
電話:03-5808-9770
http://www.ponpindo.com/product_type/mamoribukuro/

 

《関連リンクはこちら》

「和菓紙三昧」のアート式ご祝儀袋鯛づくし

毎日を鮮やかにするワクワク楽しい折り紙——「オリガミオリガミ」

Area