カルチャー

南会津の職人がつくる優しい積み木 「 cubicolo(クビコロ)」

2015.12.18

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漆器づくりで培った技術を玩具づくりに

安土桃山時代からすでに漆器づくりが行われていたという会津地方。この地域の伝統的な木工芸の技術を生した木製玩具がいま注目を集めています。

「cubicolo クビコロ」と名付けられたこの積み木は、ほぼすべて手づくり。地元の木工職人が情熱を傾けて製作にあたります。使われているのは優しい手触りのメイプル材。小さな子どもが口に入れてもアレルギーを起こしにくい素材を厳選しています。


積むだけではない遊び方が創造性を育む

「クビコロ」シリーズのバリエーションは3種類。オーソドックスな「ベース」の他、四角いパーツをはめ込んで遊べる「クアドロ」、三角形のパーツを含む「トリアンゴロ」があり、子どもたちの発想に合わせて色々な積み方で楽しめます。

また赤、青、黄、緑の色がついたピースがあるので、平面にならべて模様をつくるというような遊び方も楽しいもの。これならまだ積み木を手に持って積めない小さな子どもでも遊ぶことができるでしょう。天然の木材に触れ、色々なカタチや面をつくる経験は子どもたちの創造力の幅を広げてくれるはずです。

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2012年にはグッドデザイン賞も受賞

「クビコロ」の工夫はそれだけにとどまりません。すべてのパーツが立方体の収納箱にしっかりと収まるようにデザインされているため、片付けもパズル感覚。収納箱の蓋に小さな穴が空けてあるので、穴から積み木を箱に落として、ポストボックスのように遊ぶことも可能です。

ちなみにこの収納箱は日本酒を吞む時に使う枡(ます)をつくる職人が手掛けているそう。南会津の職人の技術と優れたデザインが結びついた「クビコロ」シリーズは、日本の丁寧で確かな手仕事の良さを再発見させてくれる玩具なのです。

 

マストロ・ジェッペット「クビコロ」
価格:ベース/クアドロ/トリアンゴロ 各1万400円(税抜き)
サイズ:縦14.7×横14.7×奥行き14.7cm(木箱)
http://www.mastrogeppetto.jp/

 

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