日本酒キュレーターあおい有紀さんが選ぶ、東京で日本酒を満喫するための5店

2016.01.16

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「青二才 神保町店」内観

 

いま、日本酒初心者でも気軽に楽しめる新店が増えています

日本酒女子会をする女性たちが増え、日本酒と料理のペアリングも浸透してきていたりして、いま、日本酒の世界は新たなニーズと飲み手を迎えつつあります。ここ数年の勢いは日本酒の新店の増加をみても明らか。

あおい有紀さんいわく、「ここ3年ほどで、東京は日本酒が充実しているお店が本当に増えましたね。お店の方の日本酒への情熱も強く、蔵元へ足を運ぶ方も多くいらっしゃいます。蔵元の想いをお店の方がそのまま伝えられるので、日本酒をより身近に感じられると思いますよ」とのこと。

結果、例え東京の飲食店であっても、消費者と全国の造り手たちとの距離感が近くなっているようです。

そこで今回は、あおいさん推薦の信頼できる店主のいる5店をご紹介。いずれもオープンは1〜2年以内と新しく、日本酒初心者であっても安心して入れるお店ばかりです!

 

01.「青二才 神保町店」@神保町

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阿佐ヶ谷、中野にある「青二才」の新店として2015年の5月にオープン。コンセプトは“日本酒バル”で、そのとおり雰囲気はとてもカジュアル。日本酒はワイングラスやシャンパングラスで提供されます。それも60ml、90ml、150mlの3サイズから選べ、常時70種以上ある日本酒を少しずつテイスティングすることも可能。

「ここ最近のお店のなかでも特にスタイリッシュですね。女性客も多めで、日本酒に慣れていない人でも非常に行きやすいと思います。ホスピタリティ溢れる若い店員さんが優しく教えてくれるので、新しい銘柄を知るチャンスとなるはず。料理も充実していて、特にハイパー干物クリエイターの藤間義孝さんによる鯖のみりん干しがすごく美味しいですよ!」

電話:03-5244-5244
住所:東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア1階
営業:11:30〜14:00、17:00〜24:00(L.O.23:00)/土曜は17:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日:日曜・祝日
席数:51席(店内36席、テラス15席)
http://www.aonisai.jp/jimbocho

 

02.「赤星とくまがい」@麻布十番

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旬の食材による“その日の日替わりメニュー”を中心に提供するお料理は、各日本酒の魅力をさらに引き立ててくれるもの。お店の方にゆだねるペアリングでは、次々と新たな日本酒体験ができるはず。コースもアラカルトも用意。

「酒ソムリエの赤星さんと料理人のくまがいさんによるお店で、日本酒は150種類以上もあります。赤星さんは以前NYで日本酒と食事のマリアージュを提案されていた方。英語も堪能なので、外国人の方との接待にもおすすめです。2015年の夏にオープンしたばかりで隠れ家感もありますね」 

電話:03-6459-4589
住所:東京都港区麻布十番3-3-9 COMS AZABUJYUBAN 7F
営業:18:00〜27:00(L.O.26:00)
定休日:日曜・祝日
席数:20席
http://akakuma-sake.com

 

03.「ゆき椿」@荻窪

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2014年5月オープンのこちらでは、日本酒はもちろん、国産ワインや焼酎も個性豊かなものが揃います。ひとりでも入りやすく、ひと工夫こらした丁寧なお料理はどこか懐かしさも感じる味わい。

「息子さんがお父さんとふたりできりもりしているお店で、雰囲気もお料理もほっと落ち着く優しさがあります。息子さんは日本酒が豊富な赤坂の人気店から独立した方で、荻窪のお店も同じく季節のお魚とお野菜を使った料理が美味しいです。仕事帰りにふらっと寄ってみるのにちょうどいいお店です」

電話:03-6279-9850
住所:東京都杉並区天沼3-12-1 2F
営業:18:00〜24:30
定休日:日曜
席数:20席

 

04.「可不可」@麻布十番

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「暗闇坂 宮下」など飲食業界でも一目置かれる店舗を数多く手がけてきた宮下大輔氏による新店。2015年5月のオープン以来、さっそく日本酒好き、和食好きの評判を集めています。毎週第3土曜には宮下氏による料理教室があるのにも注目。

「スタイリッシュな木造空間のなかで、洗練されたコース料理と日本酒のペアリングを堪能できるお店です。幅の広いカウンターは間接照明の雰囲気もよくて、お店の方とのコミュニケーションも弾みます。店主の方がお料理と合う日本酒を丁寧に教えてくれるので、すべてまかせる感じで楽しんでみてください」

電話:03-5439-6395
住所:東京都港区麻布十番2-7-14 AZABU275-2F
営業:18:00〜24:00
定休日:日曜・祝日
席数:22(カウンター12席、テーブル10席)
http://kafuka-tokyo.co.jp

 

05.「酒道野崎屋」@五反田

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2015年8月にオープンした新橋「野崎酒店」の姉妹店。常時150種以上揃う日本酒は90ml(390円均一)からオーダーでき、さまざまな銘柄を知りたい人にはぴったりのお店です。高いクオリティでいて明朗会計なのも魅力。

「料理が突き出しから〆のごはんまで凄く美味しいです。ひとつひとつの料理がお酒に合うように作られていて、素材の良さも感じられます。日本酒の種類もとても豊富なので、お店の方と相談しながら銘柄を決めるのも楽しいですよ。スタッフのみなさんは明るくお酒にも詳しいので頼りやすいはず」

電話:03-3779-5730
住所:東京都品川区五反田2-18-3 グレイス五反田103
営業:17:00〜23:30(土曜16:30〜23:30、日祝日16:30〜23:00)
定休日:無休
席数:26席 

 

選者/あおい有紀

text/大石智子

※写真はすべてあおいさんが来店時にオーダーした日本酒と料理

 

【あおい有紀の〈気になる日本酒〉】一覧記事はこちら
http://www.premium-j.jp/yuki-aoi/

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 あおい有紀

フリーアナウンサー・和酒コーディネーター

テレビ、ラジオなど各媒体で活躍する一方、日本の食や和酒の魅力発信を積極的に行い、大切さ、楽しみ方を伝えている。フィールドワークを信条とし、全国の酒蔵に200回以上足を運ぶ。酒蔵ツアーや日本文化×日本酒のコラボイベント、様々な国籍の料理×日本酒のマリアージュイベントなどの企画・主催をはじめ、各地での講演、セミナー講師多数。ル・コルドン・ブルー日本酒講師。観光庁「平成25年度 官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業」にて、目利き役。女性向け日本酒本「日本酒日和」(舵社)監修。日本酒造青年協議会「酒サムライ」叙任。 

【資格】きき酒師、焼酎きき酒師、WSET(International Higher Certificate in Wines and Spirits)、一級フードアナリスト、日本箸教育講師など

 

 

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