白麹純米酒 海風土:「気になる日本酒」 vol.19 あおい有紀

2016.02.26

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瀬戸内の自然溢れるロケーションで
女性杜氏が醸す生粋の広島酒

今回取り上げる酒蔵は、広島県東広島市安芸津町にある、1868年(明治元年)創業の今田酒造本店。瀬戸内海のほど近い場所にあり温暖な気候で、海には牡蠣の養殖場、山側にはみかん畑やレモン畑が広がる、瀬戸内の風光明媚で自然豊かな地域にあります。

今田酒造本店で醸す「富久長」の銘柄は、明治時代に吟醸造りの原点となる軟水醸造法を生み出した三浦仙三郎氏が命名。蔵のすぐ横には、生前三浦氏が住んでいた家が残されており、当時酒造りの様々な道具を譲り受けたりと、酒造りの指導だけでなく、ご近所づきあいとしてもよい関係だったそうです。

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左から2番めが蔵元杜氏の今田美穂さん

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