土鍋炊きごはんの食べ比べを楽しむ『チアカウンター』:「お米が主役」vol.24 柏木智帆

2016.04.12

隠れ家バーのような空間で楽しむ 土鍋炊きごはんの食べ比べ

東京・六本木の裏道にひっそりと佇むマンションの2階へ上ると、表札のない扉が3つ並んでいます。

正解は、真ん中の扉。

人のお宅ではないかとちょっぴり不安を抱きながら扉を開くと、バーカウンターがある落ち着いた照明の空間が広がっています。ここは、こだわりの土鍋炊きごはんを存分に楽しめるお店。看板がないため店の名前をにわかに知る術はありませんが、お米好きであれば知る人ぞ知る店「チアカウンター」です。

飲み物を注文した後に登場するのは、「農林48号」「ササシグレ」「森のくまさん」「つがるロマン」「にこまる香米」と大きく書かれたメニュー。実は、これはすべてお米の品種。常に5つの品種のお米を使った土鍋ごはんをメインに据え、品種は3〜4週間ごとに総入れ替え。年間で70〜80品種を提供しています。

お酒と料理を楽しんだ後の締めとしてもごはんを楽しんでも、最初からごはんを楽しんでも、どちらでもお好みで。注文後に特注の土鍋で炊き始め、炊きあがりの10分前に「ごはんのおとも」メニューが登場。25種類もの「おとも」の中から好きなおかずを選び、白米を贅沢に食べられる趣向のお店です。

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