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江戸時代からの古式製法を守る、堀河屋野村の「三ツ星醤油」

2016.06.13

 

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健康にも味にもこだわる料理好きに贈りたいギフトボックス

堀河屋野村の創業は、江戸幕府が最盛期を迎えた元禄年間。当時から約300年間、連綿と受け継がれてきた古式製法を守る「三ツ星醤油」は、北海道産の丸大豆と小麦、あとは塩のみというとてもシンプルな原料で造られています。

日本でも、古式製法による醤油は全体の2割ほど。さらに希少な国産の原料を使用するものとなると、わずか4%ほどだと言われています。機械なら数カ月で造られることが多い現代に、熟練職人の経験と感覚による繊細な手仕事を重ねて、約1年半かけてていねいに醸造される味わいは格別。おしゃれな醤油さしのギフトボックスは贈り物にも人気で、食にこだわるモデルなどにファンが多いというのもよくわかります。

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すべて手作業の醤油造りは、熱源もガスではなく薪を焚く

堀河屋野村の醤油蔵には、いわゆる電動の機械はなく、ガスも通っていません。作業はすべて、職人の手によるもの。最初に丸大豆を7、8時間かけて煮蒸するのも、香りの決め手となる小麦をベストな状態に焙煎するのも、すべて薪で火を起こして行われています。蔵の中の湿度調整も薪。大雨の日などは薪を焚いて乾燥させるなど、日々人の手で環境を整えているのだそうです。

微調整しながら薪でじっくり加熱する作業は想像しただけでも大変です。それでも手間と時間をかけた分、ガスで一気に加熱して造られる醤油には真似のできない、極上のおいしい醤油ができ上がるのです。

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