グルメ

晋一の「玄米がユメヲミタ」:「お米が主役」 vol.34 柏木智帆

2016.06.28

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最高においしいお米でつくる とろりと濃厚な発酵飲料

米と米麹でつくった飲み物「甘酒」は、江戸時代から日本人の食生活に身近な存在でした。

現在でも、「飲む点滴」とも言われ、美と健康の維持に役立つ発酵食として注目されています。お米が主役の飲み物であるからこそ、原材料となるお米によって、当然ながら、その味わいも変わります。

そこで、最高においしいお米で最高においしい甘酒をつくろうと、農産物の加工・販売を手掛ける「晋一」(東京都豊島区)が生みだした「玄米がユメヲミタ」。玄米を米麹で発酵させたノンアルコール・ノンシュガーの玄米甘酒です。「晋一」では、玄米が発酵した飲み物であることを分かりやすく表現するために、「糀発酵玄米」と呼んでいます。

原材料の玄米は、農業生産法人「山燕庵(さんえんあん)」が石川県で生産するブランド米「コシヒカリアモーレ」。瓶のふたを開けると、発酵したお米特有の甘い香りが漂います。

とろりと濃厚で滑らかな舌触り。ノンシュガーとは思えない旨みたっぷりの甘さが際立っています。クリーミーな味わいも相まって、玄米が苦手な方でもおいしく飲める商品です。

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「ごはんフェス」でも人気 メイド・イン・石川県の逸品

「晋一」を立ち上げたのは、「山燕庵」の営業部長でもある杉原晋一さん。

「コシヒカリアモーレは、お米の等級検査では1等米、食味検査では最高評価の「S」ランクを獲得しました。農薬や化学肥料には一切頼らずに生産しています。この高品質な『コシヒカリアモーレ』であれば、非常においしい甘酒が作れるのではないかと思ったのです」

そこで、杉原さんが、最もおいしいと感じた玄米甘酒をつくっている石川県金沢市の「ヤマト醤油味噌」に製造を依頼。2014年にコシヒカリアモーレ玄米の糀発酵玄米「玄米がユメヲミタ」が誕生しました。

「舌触りや香りが抜群で、えぐみや苦み、のどの引っかかりが少ない甘酒ができました」と杉原さん。渋谷LOFTで開催中の「LOFTごはんフェス」では、審査員賞を受賞。「凝縮されたしっかりした甘みで、なんとも名残惜しい味」との評価を受けました。審査時には、審査員たちがおかわりして、あっという間にひと瓶を開けてしまいました。

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