大人も子供も堪能できる“どぶろく”のジェラート「どぶロック」

2016.07.11

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どぶろくならではの米の旨み、麹の香りを封じ込めたジェラート

兵庫県最高峰の氷ノ山のふもとでていねいに手造りされているどぶろく「鉢伏の泉」が、アルコールを気にせず味わえるジェラートになりました。その名も「どぶロック」。

お酒のジェラートというと、最後に少しだけ足して風味付けするのが一般的ですが、兵庫県養父市でフランス料理店を営むカタシマが手がけるこのジェラートは、たっぷりのどぶろくを “フランベ”して贅沢に使っているのだそう。

フランベとは、火を入れてアルコール分を一気に飛ばしながら香りを引き出し、素材の旨みを封じ込めるフランス料理の技法です。これをジェラートのベース作りに応用し、「鉢伏の泉」の魅力をダイレクトに伝える味わいが完成しました。

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天然記念物の根元からわき出た清水と、その水で育った米で仕込む

かつて日本に酒税法が整うまでは、米農家をはじめ各家庭でも作られていたどぶろく。米と麹、水を発酵させて、そのままもろみを濾さずに飲む、日本酒の中で最も素朴なにごり酒です。氷ノ山どぶろく「鉢伏の泉」の造り手は、国からどぶろく特区の認定を取得し、養父市で第一号となる酒造免許を交付された西谷弘之さん。

酒の仕込みには、県指定天然記念物「別宮の大カツラ」の根元からわき出る清水を使っているそうです。酒造りの米も、同じ清水で育てられました。美しい田園風景を形成する棚田での米作りから、醸造、一本一本の瓶詰めまで、西谷さんが心を込めて手造りするこだわりのどぶろくです。

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