そうめんに合う塩:「本日もいい塩梅」vol.11 青山志穂

2016.07.22

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塩そうめんに合う塩

前回の記事で、「ちょっと変わった塩の使い方」と題して、そうめんと豆腐を塩で食べることをお勧めしました。今回は、そうめんを塩で食べる時におすすめの塩を、いくつかご紹介したいと思います。

おさらいになりますが、そうめんを塩で食べる時は、そうめんを少しだけ固めに茹でて氷水で締め、しっかりと水気を切ったところに、青い草の香りがするEx.バージンオリーブオイルとお好みの塩を加えて、全体によく混ざるように和えます。

おすすめの塩は、麺になじみやすいように、粒が小さめで、オイルの油っこさに負けない少し強めのしょっぱさがあり、でもうまみや甘味も持っている塩。岩塩よりは、溶けやすい海水塩が適しています。

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あっさりなのにうまみはしっかり「最進の塩」

この塩は、対馬海流が流れ込む国内有数の漁場でもある、本州最西端に位置する玄界灘に続く下関吉母ヶ浜沖合の入江から取水した海水を原料に作られています。自然豊かな山から流れ込む海には豊かに海藻が育っています。3段階もの濾過を経て、特許製法を取得している独自の多段式平釜で約8時間、海水を煮詰めて濃縮・結晶させています。

粒は小さ目で、純白でふわふわとした感触なので、空から舞い落ちてくる雪のようです。口の中に入れると、唾液でしゅわっと素早く溶け、最初に強めのしょっぱさとしっかりした酸味を感じ、そのあとにうまみが出てきます。
塩のしょっぱさと酸味が、最初に感じるオリーブオイルの油っこさを打消し、さっぱりした口当たりながらもしっかりしたうまみを感じさせてくれます。

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