グルメ

「お米が主役」 vol.53

長谷園の直営店「イガモノ」:米キュレーター 柏木智帆

2016.11.15

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「かまどさん」で知られる三重県伊賀市の窯元

手軽においしくごはんを炊き上げることができる土鍋「かまどさん」。2000年に発売されて以来、絶大な人気を得ています。

かまどさんをつくっているのは、三重県伊賀市の「長谷園(ながたにえん)」。創業1832年で、現在は八代目が当主を務める歴史ある窯元です。かまどさんは全国の百貨店やセレクトショップなどで頻繁に目にしますが、実は直営店が東京・恵比寿にあるのです。

直営店「長谷園 東京店イガモノ」は、直接商品を手に取ってもらえるショールームの位置付けとして2004年夏にオープン。店内には、かまどさんをはじめ、さまざまな土鍋や皿などがずらり。日常の食卓が充実しそうな品揃えです。

店長を務めているのは、かまどさんを開発した七代目・長谷優磁さんの次女・長谷伊佐子さん。作り手の想いをお客に伝え、お客の声を作り手に届けています。

ここ数年は、土鍋を日常的に使ってもらおうと、料理教室も月に1,2回の頻度で開催。長谷園のホームページで申し込みを受け付けています。

イガモノでは、おいしいごはんの炊き方はもちろん、土鍋を皿として使ったり、保温だけでなく保冷にも優れた点を活かしてボトルクーラーやアイスペール代わりとして使ったりと、土鍋ライフが充実するヒントをもらうこともできます。冬になると鍋を囲んで…という食卓の風景は定着していますが、炊き込みごはんを炊いた土鍋を囲んだり、新米を炊いた土鍋を囲んだりという食卓があってもいいですよね。土鍋は冬だけのものではなく、春も夏も秋も楽しめる食卓の友なのです。

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かまどさん

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粒がしっかりと際立ち、ふっくらとした炊きあがり

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かまどさんの断面図

 

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