グルメ

「メイドインジャパン見つけた」 vol.46

水の町、桐生川 源流水「桐生」:ライフスタイルキュレーター 渡辺ゆり子

2016.12.18

rd480_wakamiyaP250

モナコ在住の友人が生まれ故郷、桐生の水を一時帰国して応援するというので、早速、送ってもらいました。

どちらかというと、硬水派の私なのですが、一口飲んでびっくり。口あたり柔らかで、しかもスッキリとしています。

rd480_IMG_5054rd480_IMG_5056
rd480_IMG_5057
林野庁選定の“日本水源の森百選”に指定されている桐生川源流林の梅田の森。そこを流れる桐生川に沿って広がる源流林。この豊かな自然に育まれた水が桐生川源流水の「桐生」です。

採水地は洞窟内、岩盤から湧き出る湧き水です。石灰岩に育まれた水なので、多くのカルシウム、ミネラル成分を含んでいます。

rd480_IMG_5059
その梅田の森に自生する竹を使った竹炭でろ過し、120度の熱処理。

添加物を使用していません。徹底した品質管理のもと、緑豊かな奥梅田工場でボトリングされます。
1日1500本出荷しています。

硬度は63、ちなみにエビアンは291、数年前に流行ったコントレックスは1551、サントリー南アルプスの天然水は、30です。日本の他の水と比べて、健康維持、増進に効果があるとされるカルシウムとマグネシウムの含有量が多いようです。

つい数年前迄、日本では、水道水の水を飲む事が普通だったのに、いつのまにかミネラルウオーターを買う事が普通になってしまった今。

店先、あるいはネットで買う水の種類は数えきれない程。

日本にミネラルウォーター市場は過去10年で3倍に伸びたそうです。

今手元にある資料によると2015年度のミネラルウォーター市場規模は前年度比107.2%の2860億円。
東日本大震災のあった2011年3月以降、支援物資としてはもちろん、安全安心な生活用水として急激に拡大したようです。

最後にミニ知識。

ミネラルウォーター(容器入り飲料水)の種類は、農林水産省の品質表示ガイドラインによると、以下の四つの品名に分類されます。

ナチュラルウォーター:特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。

ナチュラルミネラルウォーター:ナチュラルウォーターのうち鉱化された地水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水をいう)を原水としたもの。ミネラルウォーター類の約80%が該当。

ミネラルウォーター:ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定的等のためにミネラル調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われているもの。

ボトルドウォーター:ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外の飲料可能な水。

rd480_IMG_5053

「桐生」は、原材料:湧き水のボトルドウォーター。

災害用にお水を貯えておかなくてはといつも思っていたのですが、常温で5年間保存可能な“桐生”にすることにしました。

 

■お問い合わせ
有限会社 若宮
群馬県桐生市東5−4−27
電話:0277-47-6727
定休日 毎週月曜日、年末年始
http://www.kiryu-wakamiya.jp/company.html

 

取材・文/渡辺ゆり子

【渡辺ゆり子の〈メイドインジャパン見つけた〉】一覧記事はこちら
http://www.premium-j.jp/yuriko-watanabe/

yuriko_photo

《プロフィール》

渡辺ゆり子

食空間のトータル・コーディネーター。その範囲は、テーブルコーディネートからフラワーアレンジメント、インテリアデザインに及ぶ。フランス開催のアートフローラル国際コンクールで日本人初の優勝。
シュバリエ ド シャンパーニュ 叙勲。

「LEON」にて「オヤジのトキメキダイニング」を2002年より連載、同誌最長の14年目に突入。
2016年10月末に新刊『小さな家を素敵に変えるアイデア』(講談社)が発売。

KEY WORD

Area