日本限定・ハインツ ベックの「富士山チョコレート」

2017.11.30

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イタリア・ローマの3ツ星レストラン「ラ・ペルゴラ」のシェフ、ハインツ・ベック氏が初めて自身の名前をつけた東京のレストラン「ハインツ ベック」。独創的でイノベーティブ、洗練されたモダンイタリアンを楽しめるこのレストランには、専属パティシエが、日本のためだけに手作りしているチョコレートがあります。
「ハインベックチョコレート」と名付けられたチョコレートは、一粒一粒が手作り。シーズンごとにアーティスティックな10種類が揃いますが、中でも日本のシンボル、富士山からインスピレーションを受けて生まれた「富士山チョコレート」にはストーリーがあります。

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来日していたハインツ・ベックシェフが直接私にお話してくれました。「この富士山のチョコレートを作ったのはハインツ ベック専属のイタリア人パティシエです。彼は登山が趣味で、日本でも色々な山に登りたいと考え、富士山に登ろうと決意しました。朝日を見るために前日から登りはじめ、時間をかけてようやく山頂に辿り着いたとき、彼はそこで見た景色の美しさに深く感動し、2時間くらいひとりで泣いていたそうです。その体験から、このチョコレートが生まれたのです」

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富士山の青さをホワイトチョコレートに色付けして表現。白い雪の部分は、型にひとつずつ手作業で描かれます。カットするとセンターはピンク。チェリーが香るなめらかなホワイトチョコレートガナッシュは、山形県産のサクランボを使ったものです。旬の時期にとれたベストなサクランボをキッチンでピューレにして保存して使用しています。

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他にも日本素材を使用したチョコレートが2種類。写真左の「抹茶と日本酒」は、数ある日本の抹茶の中からハインツ・ベック氏がセレクトした一保堂の抹茶と「獺祭」を使用。写真右の「柚子とピスタチオ」はきりっとした日本産柚子の酸味をいかしたキャラメルに、ローストしたピスタチオが入っています。「フレッシュで良質な柚子を使っているからこそ、焦がしすぎないキャラメルを使って、風味を際だたせているのです」と話すのは、シェフパティシエのフランチェスコさん。

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日本を愛し、日本にお店を出すのが夢だったというハインツ・ベックシェフは「私は日本の偉大な歴史と伝統が好きです。そして日本は食材が豊かな国です。私は若い頃からそれに興味を持ち続けてきました。例えば柚子。イタリアではシチリアが有名な柑橘の産地ですが、日本の柚子は同じ柑橘として素晴らしい素材です。「ラ・ペルゴラ」でも柚子を使いますよ」と話してくれました。

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チョコレートはピューレもキャラメルも、全てがキッチンでの手作り。日本のお土産文化にあわせて、楽しさ、感動を伝えられるようにと、チョコレートを作っているそうです。東京のレストラン「ハインツ ベック」のショーケースには、日本の美、そして美味にインスパイアされたアーティスティックなチョコレートが、毎日煌めくジュエリーのように並んでいます。

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■ハインツベックチョコレート 3個入り 1000円 6個入り 2000円 9個入り 3000円 自由に選んでボックスに詰め合わせることができます。

販売場所:ハインツ ベック 住所:東京都千代田区 丸の内1丁目1−3 日本生命丸の内ガーデンタワー 1F センシ バイ ハインツ ベック
時間:Lunch 11:30〜14:00/Afternoonbreak 14:00〜17:30/Dinner17:30〜23:00 定休日なし
電話: 03-3284-0020
http://www.heinzbeck.jp/
・チョコレートは11:30〜23:00の間、いつでもお買い求めいただけます。

 

文 / 市川歩美 チョコレートジャーナリスト ショコラコーディネーター