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アメリカン・エキスプレスが贈る、珠玉の時 2017年秋「世界遺産 清水寺の夜間特別拝観」レポート 《前編》

2017.11.06

心を打つ話と祈り、そして典雅な美。秋の京都、清水寺での特別な一夜へ。

 秋も深まり、木々もほんのりと紅葉に染まる10月21日の夕刻、千年の古都で、忘れがたい時への幕が開きました。

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舞台となった京都 清水寺 

舞台は京都・東山、音羽山の中腹に豪壮な姿で建ち、1200年の悠久の歴史を刻む清水寺。国宝を含む15の伽藍が建ち並ぶ、この広大な寺院が一晩のあいだ貸し切られ、アメリカン・エキスプレスのカード会員限定のイベント「世界遺産 清水寺の夜間特別拝観」が開催されました。人気が高く、ここ数年恒例となった秋の清水寺の特別拝観ですが、今年2017年度は、さらに充実した内容の特別な夜が演出されました。参加者はおよそ1000名。普段は人、人、人、でにぎわうこの寺を、十分にゆったりと巡ることのできる人数です。

清水寺は現在、「平成の大改修」の最中です。今年は今イベント開催にあわせ、AMEXポイントプログラムに「清水寺の文化財保護へのチャリティー」の交換アイテムが導入され、夜間特別拝観に参加した多くの会員の方々が、境内に特別に用意されたデスクで、文化財保護へのポイント交換のお申込みをする姿も見られました。

こうした文化遺産の保護や修復をはじめとする多様な社会貢献も、アメリカン・エキスプレスが地域社会に対する取り組みとして掲げるテーマのひとつです。

今イベントのプログラムは、カード支払い、ポイントでの参加と、都合にあわせて3つのプランがあり、大きく2つのコースが用意されました。ひとつは、約1000名の参加者の内、150名限定で、清水寺貫主さまのご法話と、上方落語「はてなの茶碗」を円通殿で聞き、その後、本堂(国宝)の内々陣(通常は非公開)を拝観するコース。もうひとつは本堂の内々陣の拝観のみのコースでした。ともに、本堂・楽舎と奥の院での、京都フィルハーモニー室内合奏団による生演奏を楽しみながら、心ゆくまで境内を巡り、夜の清水寺を楽しむというもの。茶店では甘酒が振る舞われ、芸妓さんや舞妓さんも、特別な一夜に華やかな彩りと可憐さを添えました。

 

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本堂の屋根は桧皮葺(ひわだぶき)の着工中で、清水の舞台にも強固な丸太の足場が組まれていますが、50年に一度という迫力ある修復の様子もまた、この寺の歴史を語りかける得がたい機会であり、この秋ならではの趣として映りました。

ご法話を下さったのは、清水寺の森清範貫主(もりせいはんかんす)。毎年12月、清水の舞台で「今年の漢字」一文字を豪快に揮毫(きごう)することでも知られる人です。その語り口はあたたかく親しみやすく、ユーモアを交えてのご法話でした。

 

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森清範貫主
 

お話は、6世紀の昔から、異国の宗教をも受け入れてきた「日本の寛容性」に始まりました。そしてこの寺には、江戸時代から「清水の舞台」と「清水焼(京焼)」という二大名物があったことが語られます。その清水焼は昔からこの一帯の広大な寺領で作られ、窯元も陶工も寺が庇護していたといいます。陶器の「陶」には「物事をなす」、「喜ぶ」、という意味があり、陶芸とは単に土をこねることではなく、人間の心を鍛え、整えることで、「陶化」という言葉は、人を良い方向に向かわせることを意味する、とお話されました。

清水という寺名の由来は、音羽山から湧きいでる清らかな霊泉に由来し、その泉が織りなす「音羽の滝」は古来、観音様の恵みとして、老若男女の健康長寿、商売繁盛、平和祈願、良縁から開運まで、あらゆる祈りを捧げる場となってきました。森貫主はかつて、この滝の諸願成就のご利益を、清水寺を参拝したEU(欧州連合)総裁に語った逸話をおもしろく披露下さいました。合わせて、EUの憲章の冒頭に「戦争は心のなかで生まれる。だから心のなかに砦をつくらなくてはならない」と記されていることに触れ、「私たちは努めて心を陶化しなければなりません」、とご法話を結ばれました。

 


 桂米團冶さん

続く落語の席に登壇したのは桂米團冶さん。演目は、ご存じ、上方落語をよみがえらせた父、人間国宝の故・桂米朝さんが得意とした「はてなの茶碗」。これは「音羽の滝」のほとりにある茶屋からはじまる物語で、貫主のご法話から落語の演目への流れも、鮮やかなものでした。

米團冶さんは大熱演で客席を沸かせた後、「落語は背景もなく、たったひとりで演じ、客も想像力を駆使して聞くという世界に類をみない話芸。もっと気楽に多くの方々に楽しんで欲しいですね。日本独自の話芸を、アメリカン・エキスプレスという世界的企業がこうして応援してくれていることは、まことにありがたいことです」と語りました。

 

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 円通殿で法話と落語で心をあたためた後は、いよいよ本堂へ、清水の舞台へ。闇夜に包まれて森閑とした清水寺は、典雅な弦楽四重奏の音色と、京都ならではの美で彩られていました。

《後編》「1200年の祈りが響きあい、過去と未来をつなぐ清水寺の本堂へ」はこちら>>

 

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www.americanexpress.co.jp/eventinfo

 

文・山岸みすず