機能的な“角度”を与えられた、高橋工芸の「木の道具」

2016.01.07

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食事をサポートする“道具”としての木の器

高度なロクロ技術を駆使してつくる、シンプルで繊細な木の器が好評の高橋工芸。その製品のなかでも、“食器”という概念ではなく、食事をサポートする“道具”として位置づけられているのがこの「Kakudo」シリーズです。

名前の由来は、機能性を考えてつけられた各部の絶妙な“角度”から。角を丸く削り落とした“角丸”仕上げもその特徴です。角や直線、エッジを多く取り入れながらも丸みを意識させるデザインは、ほかのシリーズ同様に現代の生活スタイルに自然にとけ込みます。

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用途にあわせた削りこみは、使って納得のものばかり

デザイナーは、日本のさまざまな手工業のデザインを手がける大治将典さん。例えば八角形にデザインされたカッティングボードは、側面の凹みが指がかりになって持ち上げやすく、また、ベーグル型の鍋敷きは、上面の丸みにより、小さいポットでも大きい鍋でも安定して置くことができます。

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無垢材をくり抜いてつくられたバターケースは、フタとの合わせの部分を45度に削っているのがポイント。フタを片手で簡単に開け閉めできて、ぴたりときれいに収まります。使い勝手のよさを考えた細部の形、それを美しく仕上げるていねいな加工には感服します。

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あえて木らしい変化を愛でる仕上げに

樹種はイタヤ(メープル)、チェリー、ウォールナットの3種があり、あえてオイルフィニッシュ仕上げを採用しています。表面にコーティングがないため、使うときの気づかいや手入れが必要になりますが、油分が染みこんで、使うほどに色艶が増していきます。

傷もつきやすいし、鍋敷きは焦げたりもするでしょう。ただ、そうした変化はきっと、生活のなかで木を使う楽しみであり、道具への愛着になってくれるはずです。

 

「Kakudo カッティングボード」
素材:イタヤ(メープル)
仕上げ:オイルフィニッシュ
Sサイズ:W21×D21×H2.7cm、6500円(税抜き)
Mサイズ:W30×D30×H2.7cm、9000円(税抜き)

「Kakudo ベーグル」
素材:イタヤ(メープル)、ウォールナット、チェリー
仕上げ:オイルフィニッシュ
15cm:幅15×奥行き15×高さ2.1cm、3800円(税抜き)
18cm:幅18×奥行き18×高さ2.3cm、4500円(税抜き)

「Kakudo バターケース」
素材:イタヤ(メープル)、ウォールナット、チェリー
仕上げ:オイルフィニッシュ
標準サイズ:幅14.8×奥行き8.4×高さ4.4cm、6800円(税抜き)
ハーフサイズ:幅8.4×奥行き8.4×高さ4.4cm、4800円(税抜き)

■お問合せ
高橋工芸
http://takahashikougei.com/products_category/kakudo/
電話 0166-22-6353

 

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