日本の伝統武道、剣道からのインスピレーション「MEN chair」

2016.02.04

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スチールロッドで作り出された軽やかな透明感のモチーフは「面」

空間に浮かび上がるのは、白のスチールロッドによる線の連なり。チェアを輪切りするように繋がった線がアウトラインとなってボリューム感を生み、スケルトンでありながら揺るぎない存在感を湛えています。その名も「MEN chair」。MENは、日本の伝統武道である剣道の防具「面」を指しています。格子が顔面に沿ってラウンドする形状からインスパイアされたデザインなのだとか。

デザイナーは、フランス生まれのジャン・マリー・マソー。やわらかいだけの曲線にはない、日本の伝統に見る美しい緊張感を表現したというこの作品は、日本のインテリアブランド・タイム アンド スタイルと共同開発したプロダクトのひとつです。

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世界的な建築家ジャン・マリー・マソーとの共同開発

デザインと建築を融合し、家具から工業製品までさまざまなデザイン分野にとり組んできたジャン・マリー・マソー。その独特な感性のプロダクトは世界各国のミュージアムに展示され、高い評価を得ています。日本の美意識をコンセプトに、さまざまなオリジナルデザイン家具を展開しているブランドです。

「MEN」は、日本の山形県の工場で製造されることとなりました。フレームは一本ずつ左右別々に作られ、ちょうど中心の部分で電気溶接されます。精密な日本のものづくりによって、上質なデザインが形となりました。

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囚われない視点が捉えた、日本の伝統に内在する美しさ

生あるものへの共感や、自然と文化が調和する世界を理想とするジャン・マリー・マソーの作品には、不思議な魅力があります。いわく、「デザインは物事の本質に立ち返り、人間的革新へ意欲を表しているものにほかならない。 建築家やデザイナーとしてではなく、一人の人間として、そこで暮らす人々がいかに心地よく生活できるかという視点で物事を考えている」。

チェアと日本の伝統武道の防具。もとは何の関わりもない両者が、そこに内在する美の発見によって結びついたプロダクト。シンプルでありながら洗練された空気感が、インテリアのスパイスとなってくれそうです。

 

TIME & STYLE
MEN chair
フレーム : スチール 粉体塗装仕上 (ホワイト)
チェア 15万8000円(税抜)
サイズ:幅610×奥行588×高さ743×座面の高さ464mm
ラウンジチェア 23万1000円(税抜)
サイズ:幅916×奥行810×高さ757×座面の高さ364mm
オットマン 12万6000円(税抜)
サイズ:幅789×奥行487×高さ364mm

■お問い合わせ
電話:
03-5413-3501/TIME & STYLE MIDTOWN(六本木)営業時間11:00~21:00
03-5797-3271/TIME & STYLE RESIDENCE(二子玉川)営業時間10:00~21:00
03-3352-1111(大代表)/TIME & STYLE ISETAN SHINJUKU(新宿)営業時間10:00~20:00
http://www.timeandstyle.com/plus/product/loungesofa/men/index.html

 

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