和モダンな美しい照明の逸品 4選

2016.02.05

re132_01
リノベーションの世界でもキーワードになる“和モダン”

「和モダン」という言葉がありますが、最近のリノベーションブームでも多くの人が「和モダン」をコンセプトに挙げるそうです。

西洋風な生活が日常になる中で、日本伝統の「和」の風情がどこかに欲しい、そんなふうに思う人が多いのかもしれません。

部屋の印象を変えてくれる照明

人間の脳は視覚処理にそのタスクの多くを割きます。光刺激の変化が人に与える影響はとても大きいのです。そのため照明がその人に心地良いものであれば、それが配された部屋もまた心地良い場所となります。

造形作家・インテリアデザイナーの藤井真哉氏が手がけた和モダンを感じさせる照明器具は、美しいフォルムと、柔らかな光を放つ逸品となっています。

re132_01
『komorebi tsi-3 / 450』

re132_02
『hazakake』

re132_03
『komorebi tsi-1』

re132_04
『fuwari cube 155』

それぞれの照明に込められたデザイナーの意図

藤井真哉氏は、これらの製品をデザインする上で次のような点に留意されたそうです。

●『komorebi tsi-3/450』と『komorebi tsi-1』では、三つの光のバリエーションを楽しめるようにデザインしました。木肌を透過する光、木肌に反射する光、木肌の隙間から漏れてくる木漏れ日のような光です。

●『fuwari cube 155』は光の塊を作りたくて和紙だけで造形しています。和紙照明によく使われている竹ひごやプラスチック板などの骨組みを使わず、それによって生じる影をなくしました。一切の装飾を排し、フォルムもシンプルに、影もなくすことによって光の源が見えてくるような気がします。

●『hazakake』は「はざ掛け」をイメージしています。はざ掛けとは刈り取った稲を天日乾燥させるために、稲を組み上げる方法です。現在は機械乾燥機が主流なので、はざ掛けを見ることも少なくなりましたが、その懐かしい風景がとても美しいので照明のデザインとして取り入れてみました。

照明に凝ってみるとなかなか奥が深いものです。今回紹介した藤井氏デザインの照明を自室に取り入れてみると、その柔らかな光に魅せられることでしょう。

 

■お問合せ
atelier libero
http://www.atelier-libero.com/

 

《関連記事はこちら》

新しい発想のLED提灯、鈴木茂兵衛商店の「DEN-CON」シリーズ

日本人のノーベル賞受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」

Area