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「モザイクタイルの箸置」で色彩豊かな美濃焼タイルを食卓に

2016.03.14

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「美濃焼タイル」、その歴史と伝統

「美濃焼タイル」は「美濃焼」の派生として昭和20年頃から本格化してきました。しかし、その根底には1300年を超える焼き物、「美濃焼」の伝統と技がしっかりと息づいています。特に安土・桃山時代から江戸時代始めにかけて志野焼や織部焼などの優れた焼き物を生み出したことは日本文化史の上で極めて重大な出来事でした。

昭和初期に入り、岐阜県多治見市笠原町では全国に先駆けて磁器質施釉モザイクタイルを誕生させました。モザイクタイルは戦後の「美濃焼」のなかでもっとも発展した品種です。焼き物ならではの耐久性、耐水性、釉薬の華やかで深みのある発色、小型であるための施工の自在性などの特徴に支えられて、モザイクタイルは戦後復興期から昭和30年代の好景気、建築ブームのなかで、百花繚乱の時代を迎えました。

現在、「美濃焼」は食器類が国内生産の約50%、タイルは約70%を占め、焼き物の一大生産地として「日本の焼き物」の代表と言っても過言ではありません。

 

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