特選“漆器”:仙台生まれの漆芸、玉虫塗の「ナッツボウル」と「サラダボウル」

2016.09.24

 

rd850_1605LIFE09_TamamushiNuri1rd850_1605LIFE09_TamamushiNuri280年以上前、日本初の国立工芸指導所で開発された特許技術

発色が冴える美しい光沢が印象的な「ナッツボウル」。漆工のひとつ、玉虫塗が施された木製の器です。1932年、仙台に設けられた国立工芸指導所で開発された玉虫塗は、いわゆる国策で開発された特許技術。そのコロンとしたフォルムにモダンな雰囲気が漂う「ナッツボウル」も、実は40年前にデザインされたロングセラー商品なのです。

玉虫塗の特許実施権を得て、半世紀に渡り商品を手がけてきたのが東北工芸製作所です。もともと「新しいものづくりをしよう」と漆工の新境地を開拓するべく始まった試み。1985年には宮城県の伝統工芸品に指定されましたが、その根本にあるイノベーション気質は今なお受け継がれています。 

 

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