特選“木製品”:日本の枡がマトリョーシカに!? その名も「マスリョーシカ」

2016.10.04

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大中小、入れ子になった3つの枡に描かれる世界観とは?

大中小の3つの枡(ます)が、ロシアのマトリョーシカ人形のようにぴったり収まる「マスリョーシカ」。国産の桧で作られた伝統の枡は、3つの組み合せでそれぞれの世界観を展開しています。たとえば「愛」とハートマーク、「U」の3つで、「I LOVE YOU」に。

こんな遊び心あふれる枡を企画したのは、日本のものづくりや地域産業のブランドづくりをサポートする株式会社リアルジャパンプロジェクト。明治30年の創業以来、伝統の「菰樽(こもだる)」を作り続ける兵庫県の株式会社岸本吉二商店が手がけました。菰樽は、鏡開きでお馴染みの樽。もともとは日本酒を運搬する時に樽を包んでいたワラのことを菰と呼んだのが始まりです。

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小物入れにしたり、盆栽の器にしたりしても楽しめる枡

菰樽と同じように日本の伝統を受け継いできた枡を、現代のライフスタイルでもっと親しんでもらいたいという思いから生まれたこのプロダクト。3つをきれいな入れ子にするのは相当難しい技で、何度も試作を重ねたといいます。

「ます」の読みが「増す」につながることから、縁起ものとして祝杯に使われる枡。日本酒を飲むと、桧の香りがふわりと広がるのも醍醐味でしょう。ただ、祝杯に使う枡は通常一度きりの使い捨て。「マスリョーシカ」でももちろんお酒は飲めますが、実際は小物入れにして活用する方が多いそう。小さな植物を植えて盆栽のように楽しむという、面白い使い方も。余計な水分を木が吸ってくれてちょうどいいのです。

 

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