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【乗りたい J-CARS Vol.1】26年ぶりに登場したHONDA「NSX」。 ニッポンをドライブするなら、これ以上最高なクルマはない!

2016.10.28

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HONDAの新イメージリーダーが目指すものとは?

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HONDAが放つ新型『NSX』、2370万円なり。1990年に発売した初代NSXが800万3000円(ATモデルは+60万円)だったことを考えると、約3倍の価格。この値段は、最新型のポルシェ911ターボ(2236万円)よりも、マクラーレン540C(2188万円)よりも高い。そしてこの価格帯には、ランボルギーニ・ウラカンLP580-2(2535万840円)やフェラーリ・カリフォルニアT(2450万円)、アストンマーティンDB11(2380万円)といまや千両役“車”がひしめき合う。この2000万円台の500馬力というラグジュアリー激戦区に、HONDAは挑んだのである。

先んじて新型NSX試乗記を発表している自動車専門誌では、「このプライシングにしては高級感が足りないのでは?」「物語が足りない」という指摘が多い。確かにそこに異存はないが、調べるに初代NSXが発表されたときも、軒並みモータージャーナリストの評判はよくなかった。ただ、2016年現在、初代NSXは、中古車市場において右肩上がりで値上がり中だ(最終型TypeRには、新車発売価格の倍の値がついている!)。

評価が絶賛、というワケにいかない向きは、新型NSXの狙いを理解する必要がある。このクルマが目指しているのは、フェラーリやランボルギーニなどの心揺さぶる官能性ではなく、むしろその“緊張感からの解放”なのだと思う。仮に最高速である307km/hを出したとしても落ち着いて運転できる、らしい(笑)。で、注意して乗車すれば、すぐにいくつかのことに気づく。

 

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